秋の胃腸疲れにご用心【疲れがお腹の調子に出やすい人に】胃腸コントロールのための「簡単お腹伸ばし」

秋の胃腸疲れにご用心【疲れがお腹の調子に出やすい人に】胃腸コントロールのための「簡単お腹伸ばし」
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上村ゆい
上村ゆい
2025-10-10

「なんとなくお腹の調子が悪い」「胃もたれしやすい」と感じることはありませんか? 夏から秋という季節の変わり目は、疲れがたまりやすく胃腸の働きが弱まりがちです。そんなときにおすすめなのが、「お腹を伸ばすヨガポーズ」。呼吸とともに体を動かすことで、胃腸が整いやすくなります。

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季節の変わり目は胃腸が弱りやすい

食べ過ぎや飲み過ぎなど食生活が原因で、胃腸の不調を感じることはあると思いますが、実は、夏から秋に変わる時期も、胃腸の不調を感じる人が増えがちです。

理由は、夏に冷たい飲みのもや食べ物を撮りすぎたことで胃腸が弱っていることや、冷房による体の冷えから消化機能の低下が起こることなど。ほかにも、朝晩と日中の寒暖差の大きさから自律神経が乱れ、胃腸の不調につながることもあります。胃もたれ・下痢・便秘・食欲不振などに心当たりがある方は、「秋の胃腸疲れ」かもしれません。

胃腸の調子
イラストAC

胃腸を整えるために意識したいこと

胃腸は、自律神経によって働きがコントロールされている臓器のため、自律神経が整うと胃腸の調子はよくなります。また、血の巡りが促されることで、消化器官にも十分な栄養や酸素が行き渡りやすくなります。

・お腹まわりの筋肉を動かす

腹部や背骨まわりをやさしく動かして、巡りを良くしましょう。お腹まわりの筋肉を動かすことで、腸の蠕動運動が促されやすくなり、内臓の血流やリンパの流れがスムーズになります。

・呼吸を意識する

ゆったりとした呼吸を行うことで、自律神経が整い胃腸の調子が整いやすくなります。

胃腸を整えるヨガポーズ2選

お腹を心地よく伸ばすヨガポーズを2つご紹介します。背骨まわりの筋肉もほぐすことができるので、自律神経も整いやすくなります。

お腹を伸ばす&縮める「キャットアンドカウ」

①四つ這いの姿勢からスタートします。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。

②骨盤を後ろに傾け、両手で床を押しながら背中を丸めます。お腹を覗き込むことで、お腹の筋肉がギュッと縮まるのを感じられます。

キャットアンドカウ
Photo by YUI

③四つ這いの姿勢に戻り、骨盤を少し前に傾け、目線を真正面から斜め上に向けます。ゆっくり背中を反らしましょう。骨盤を前に傾けすぎると、腰から反ってしまい腰を痛めてしまうので気をつけましょう。

キャットアンドカウ
Photo by YUI

④息を吐きながら背中を丸め、息を吸いながら背中を反らす。この動きを交互に5回ほど繰り返しましょう。

お腹の筋肉を伸ばす「アップドッグのポーズ」

①うつ伏せになり、両脚を腰幅程度に開きます。

②足の甲と前ももで床を押しながら、上半身を起こしていきます。

③可能であれば、肩の下に手首がくるように、上半身を起こしていきましょう。腰に違和感を感じる場合は、手を前に移動し、上半身の角度を緩めてください。お腹の筋肉が、心地よく伸びているのを感じましょう。

アップドッグのポーズ
Photo by YUI

④呼吸をしながら30秒ほどキープをします。

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キャットアンドカウ
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アップドッグのポーズ
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