消化不良や食欲不振…気温差からくる「夏の胃腸の不調」対策【自律神経を整える】座って簡単ストレッチ
暑い屋外から、冷房の効いた涼しい屋内に移動するとひんやりして気持ちがいいですよね。しかし、この暑い・涼しいの気温差が7度以上ある環境を行き来することで自律神経に負担がかかってしまうことがあるんです。例えば、消化不良や食欲不振、下痢などの胃腸の不調に心当たりがある場合、気温差からくる自律神経のバランスの乱れが関係しているかもしれません。そこで今回は、胃腸を優しく刺激する&自律神経のバランスにアプローチする「お腹と背中のストレッチ」をご紹介。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
夏は「胃腸」の調子が悪くなりがち…もしかしたら気温差が関係しているかも!
今年の夏も暑いですね! 「体力がごっそり削られた…」という人も多いのではないでしょうか? また、なかには「夏は胃腸の調子が悪くなりがちでツライ…」という人も少なくないかもしれません。
夏は冷たい物を飲む・食べる機会が増えるばかりか、湯船に浸からずにシャワーだけで入浴を済ませるなど、体を冷やすことで胃腸の働きが悪くなり、消化不良や食欲不振、下痢などを引き起こしやすくなります。
さらにそこへ気温差も加わって自律神経のバランスが乱れてしまうことも、夏の胃腸の不調と関係があるといわれています。
7度以上の気温差で自律神経のバランスが乱れやすくなる
暑い屋外と、涼しい屋内を行き来することで生じる夏の気温差。交感神経と副交感神経からなる自律神経は、この気温差の影響を受けやすいといわれています。なんでも気温差が7度以上あると自律神経が過剰に働いてしまうそうで、交感神経が優位な状態が続くようになるといいます。
通常だと交感神経は緊張・興奮時に優位になり、胃腸の動きを抑制します。そのため、消化や排泄の働きが低下してしまうのです。
そこで今回は、内臓機能を高める&自律神経のバランスを整えることを目的としたストレッチをご紹介。胃腸を優しく刺激しつつ、自律神経の通り道・背骨周辺を動かしていきます。
温度調節しやすい洋服を着て気温差対策をすることに加えて、ストレッチでも胃腸の不調にアプローチしていきましょう!
自律神経のバランスの乱れによる「胃腸」の不調対策:お腹と背中を動かすストレッチ
<やり方>
1)あぐらで座る
あぐらのポイント:手でお尻のお肉をかき分けて、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せて骨盤を立てる。骨盤が立ちにくい場合、お尻の下にたたんだブランケットを敷いて高さを出す
2)右脚が下、左脚が上にくるように脚をクロスする。ひざを中央で重ね、それぞれのかかとは太ももの横につける
3)息を吐きながら、上体を前に倒す。手は体の前につき、お腹を太ももに預けるように前屈をしたら、吸う息でお腹を丸く膨らませ(お腹で太ももを押すイメージ)、吐く息で優しくへこませる<回数:5呼吸~>
4)息を吸いながら背中を丸め、背骨を1つずつ積み重ねるように体を起こす。指先で床を押し、左右の肩甲骨が横に開いたところで一旦ストップ! 次の吐く息で、ふたたび前屈<回数:3~4を3回程度>
脚を組み変えて、反対側もおこなう
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