【くびれが復活】腰まわりのもたついた部分を「伸ばすだけ」!浮き輪肉解消寝たままストレッチ

【くびれが復活】腰まわりのもたついた部分を「伸ばすだけ」!浮き輪肉解消寝たままストレッチ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-09-10

「なんだか腰まわりがもたついてきた」「お腹もたるんで、くびれがなくなった…」そんな変化を感じていませんか?40代・50代になると、年齢による代謝の低下に加え、姿勢や体の使い方によって、腰まわりに脂肪がたまりやすくなります。でも、「何とかしなきゃ!」といきなり腹筋を頑張る必要はありません。まずは、体の前面と側面を伸ばすことから始めるのが正解!寝たままできるストレッチで、くびれ復活スイッチを入れましょう。

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浮き輪肉がつくのは動かさないことが原因!

腰まわりに脂肪がつくのは、年齢や代謝のせいだけではありません。実は、腰の横や脇腹を動かさない生活習慣こそ、大きな原因。特にデスクワークやスマホ時間が長い人は、股関節や骨盤まわりが硬くなり、姿勢も崩れがちです。体の側面にある筋肉が使われなくなることで、脇腹から腰まわりがもたつき、いわゆる浮き輪肉につながってしまうのです。

くびれを取り戻すにはもたついた部分を伸ばそう!

ぽっこりお腹や腰肉を解消するには、ただ腹筋を鍛えるよりも、もたついた部分、体の前面と側面をしっかり伸ばすことが近道。特に意識したいのはこの3つの筋肉です。

腹斜筋(脇腹):体をひねる・傾ける動きに関わり、くびれ作りに必須

腰方形筋(背中と骨盤の間):姿勢や体幹の安定に関与

腸腰筋・大腿四頭筋(股関節前部・太ももの前):骨盤の位置を整え、反り腰改善のサポート

これらが硬くなると、骨盤が傾いて巡りが悪くなり、老廃物がたまりやすくなります。逆に、じんわりと伸ばすことで柔軟性が高まり、体のラインが自然と引き締まりやすくなるのです。

腰まわりのもたつきを寝たままリセット!浮き輪肉解消ストレッチ

おやすみ前のベッドの上など、腰に負担がかからない場所で、リラックスした状態で行うのがポイントです。深い呼吸とともにじっくり行いましょう。

〈やり方〉

左膝を曲げ、右脚を伸ばした半分の割座の姿勢
Photo by Reiko Sudo

1)脚の幅を楽な位置にして右脚を伸ばし、左膝を曲げて足先をお尻の外側に添える。(半分の割座)

左膝を曲げた半分の割座からあおむけで寝た体勢
Photo by Reiko Sudo

2)肘で支えながら、ゆっくり仰向けになり、お腹から左脚の付け根、太腿の前を伸ばす。

左膝を曲げた半分の割座から仰向けになり両手を頭上に伸ばし、右手で左手首をつかんだ体勢、
Photo by Reiko Sudo

3)両腕をバンザイして頭上に伸ばし、左手で右手首をつかむ。

左膝を曲げた半分の割座から仰向けになり両手を頭上に伸ばし、右手で左手首をつかんで上体を左に傾けたストレッチ
Photo by Reiko Sudo

4)息を吐きながら、上体と腕を左側へスライド。 体の前面を伸ばしながら、右脇腹・体側・腰の横までじんわりと伸ばし、5~6呼吸程キープする。

5)反対側も同様に行う。

無理せず、心地よい範囲でキープすること。膝や足首に違和感がある場合は、膝下にクッションやブランケットを入れて調整しましょう。

左膝を曲げた半分の割座から仰向けになり、膝下にタオルを挟み、膝の負担を軽減して行うストレッチ
Photo by Reiko Sudo

伸ばすだけで、巡りが良くなり、体のラインもスッキリ整うのがこのストレッチの魅力です。ぜひ寝る前の習慣に取り入れてみませんか?

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左膝を曲げ、右脚を伸ばした半分の割座の姿勢
左膝を曲げた半分の割座からあおむけで寝た体勢
左膝を曲げた半分の割座から仰向けになり両手を頭上に伸ばし、右手で左手首をつかんだ体勢、
左膝を曲げた半分の割座から仰向けになり両手を頭上に伸ばし、右手で左手首をつかんで上体を左に傾けたストレッチ
左膝を曲げた半分の割座から仰向けになり、膝下にタオルを挟み、膝の負担を軽減して行うストレッチ