薄着の季節!なかなか落ちない浮き輪肉は簡単ヨガストレッチで撃退!【かんぬきのポーズ】

薄着の季節!なかなか落ちない浮き輪肉は簡単ヨガストレッチで撃退!【かんぬきのポーズ】
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なかなか落ちない浮き輪肉。解消のためにやることはいっぱいありますが、運動する時間がなかなかとれない時はこれだけでもやってみてほしいストレッチを紹介いたします。

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浮き輪肉の正体

体のラインが出る服を着た時、お腹や腰周囲のお肉が気になるという方は多いと思います。腰周りについた余分なお肉のことを浮き輪肉と言いますが、このお肉の正体は溜まり過ぎた内臓脂肪(内臓周りに蓄積する脂肪)と 皮下脂肪(皮膚の下に蓄積する脂肪)。どうしてお腹や腰に脂肪が蓄積しやすいのかというと、以下の要因が考えられます。

食生活によるもの
普段の食事で高カロリー・高脂質・高糖質なものばかり食べている、アルコールを大量に摂取する、食物繊維を食品(野菜や果物など)はあまり食べないという方は体に脂肪が蓄積されやすいです。食事の時間が不規則であることも同様です。

運動不足によるもの
運動不足になると筋肉量が減り、基礎代謝が低下します。基礎代謝が下がることで脂肪が燃焼されにくくなり、蓄積したままの状態になってしまいます。

姿勢が悪いことによるもの
日頃の姿勢が悪いとお腹や腰の筋肉をきちんと動かすことが難しくなります。尚且つ動かさない筋肉の周囲には脂肪が蓄積しやすいため、浮き輪肉が解消されにくくなります。

上記以外にも、ストレスが溜まっている・睡眠不足が続いていることが原因でホルモンバランスが悪くなってしまうと結果的に脂肪蓄積を促すこともあります。これらを踏まえて浮き輪肉を解消していくためには、食生活の見直しと改善、ストレス解消も兼ねて少しでも体を動かすことがポイントとなります。

ターゲットは広背筋

浮き輪肉を解消していくために動かしたい筋肉が広背筋です。広背筋は骨盤の後ろ側から脇下に向かって広がるような形をしています。

広背筋
イラストAC

広背筋の役割は「腕の動きに関係する・腰を回転させる」です。動作でいうと「物を前から後ろにを引き寄せる・肩を内側に入れる」などですが、日頃から積極的にトレーニングをしたり、スポーツをしている方はこれらの動作をよく行っていると思います。ところが、運動をする習慣がない方は広背筋を使うことが少ないため、動かさないことで筋肉そのものが硬くなり、脂肪が蓄積しやすくなるのです。その結果、背中がたるみやすくなる=浮き輪肉が出来上がるといった具合です。

広背筋は面積の大きな筋肉なので、ボディラインの変化にとても影響を与えてしまいます。早く解消したい!と気持ちがはやるかもしれませんが、浮き輪肉は急に出来るものではありません。前述してきたように日頃の生活習慣の中で少しずつ蓄積されて出来るものです。気になる方は本日から少しでも出来ることを実践していくことで解消出来ますので、改善出来ることから実践していきましょう。

【かんぬきのポーズ】を実践する

本日は広背筋のストレッチ効果のあるヨガポーズとそのアレンジした動きを紹介します。普段からお腹、腰周囲のエクササイズをされる方は準備運動として実践していただけます。
広背筋がほぐれることで腰や肩も楽になりますし、筋肉が刺激されることで浮き輪肉の解消につながります。

閂のポーズ(基本姿勢)

(1) 両膝立ちの姿勢になった後、右脚を横に伸ばす。この時に軸足側の膝と伸ばした脚の踵を一直線にそろえる。

(2) 右手を骨盤に添え、左手は体の横に下ろす。

(3) 息を吸いながら左手を天井に向かって伸ばし、息を吐きながら上半身を右に向かって倒す。

写真左の体勢を15秒ほどキープする。キープ中は自然な呼吸を繰り返す。

閂のポーズのアレンジ

(1)(2)まで同様に体を動かしたら、息を吸いながら左手を天井に向かって伸ばし、息を吐きながら上半身を右方向に捻じりつつ、左手は右脚の上に下ろす。

ヨガストレッチ
Photo by Sayaka Utsunomiya

NG・注意事項
閂のポーズもアレンジした動きも首肩に力が入り過ぎないように気をつける。
軸足の股関節~膝までのラインは垂直のままで上半身を動かす。写真のように斜めにならないよう気をつける。

ポーズなどの詳細は以下動画からも確認いただけます

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