たるんだ脇腹に効く!〈座りながら1分〉40代からの脇腹引き締めストレッチ

たるんだ脇腹に効く!〈座りながら1分〉40代からの脇腹引き締めストレッチ
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mai
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2025-09-03

「パンツの上に乗る“浮き輪肉”が気になる…」そんなお悩みは、40代以降の多くの女性が抱えています。 加齢や運動不足、姿勢の崩れでたるみやすい部分だからこそ、意識的に動かしてあげることが大切です。

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脇腹がたるむ原因

年齢とともにたるみやすくなるのは、以下のような原因があります。

加齢による筋力の低下

年齢を重ねると、ウエストラインを支えている 腹斜筋(脇腹の筋肉)や腹横筋(お腹の奥の筋肉) が少しずつ衰えていきます。
筋肉がゆるむと、脂肪がつきやすくなるだけでなく、体の輪郭がぼやけ、脇腹に「浮き輪肉」と呼ばれるたるみが目立ちやすくなります。

姿勢の崩れ

長時間のデスクワークやスマホ操作で、背中が丸まり骨盤が後ろに傾いた姿勢を続けていませんか?
この姿勢は脇腹の筋肉をほとんど使わず、縮んだまま固まらせてしまいます。
結果、脇腹に脂肪が溜まりやすくなり、横から見てもウエストラインが広がった印象になります。

代謝の低下

40代以降は基礎代謝が下がり、同じ生活をしていても脂肪が燃えにくい状態に。
特に脇腹は 動かす頻度が少ない部位 なので、脂肪が溜まりやすく、痩せにくい部分のひとつです。

ホルモンバランスの変化

40代以降は女性ホルモンの分泌が減少し、脂肪がつきやすく・落ちにくい体質に変わります。
特に脇腹や腰まわりはホルモンの影響を受けやすく、ちょっとした生活習慣の乱れでもたるみやすい部位です。

脇腹を伸ばすと引き締めにつながる

引き締めと聞くと筋肉を縮めて鍛えるイメージがありますが、筋肉を引き延ばすことでも引き締めにつながります。脇腹を伸ばすと起こる効果は以下の通りです。

脇腹の筋肉を目覚めさせる

脇腹を伸ばす動きは、普段あまり使わない 腹斜筋(ふくしゃきん) に刺激を与えます。
この筋肉はウエストラインを引き締め、くびれを作る大切な役割を持っています。
日常生活ではほとんど動かさない部分なので、意識的に伸ばすことで筋肉が活性化し、余分な脂肪がつきにくい状態へ導きます。

血流と代謝がアップするから

脇腹をしっかり伸ばすことで、体側の筋肉や肋骨まわりが広がり、血液やリンパの流れがスムーズになります。
血流が良くなることで 代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい体 になるので、脂肪が溜まりやすい脇腹やウエスト周りのたるみにアプローチできます。

姿勢が整ってウエストラインが美しく見えるから

脇腹が硬く縮んでいると、姿勢が崩れやすく、ウエスト周りが広がって見えます。
伸ばすことで 体側がスッと伸び、肋骨が引き上がる ので、自然と姿勢が整い、見た目も引き締まったラインに。

呼吸が深まり、インナーマッスルが働くから

脇腹を伸ばすと肋骨まわりが広がり、呼吸が深まります。
深い呼吸をすることで、お腹まわりのインナーマッスル(腹横筋など)が自然と働き、 内側からもお腹や脇腹が引き締められる 効果があります。

脇腹を伸ばす動きは、筋肉への刺激・血流改善・姿勢改善・呼吸の深まりと、複数の効果が重なって 「たるみにくい美しい脇腹」 を作るサポートをしてくれます。効果を出すためには「毎日の習慣化」がカギ。今回お伝えするのは運動が苦手なかたでも、椅子に座ったままできる取り入れれやすいストレッチです。年齢を重ねても、体は正しくケアすれば応えてくれます。まずは1日1分、椅子に座ったまま伸びるだけ。脇腹を気持ちよく動かす習慣で、美しいウエストラインを手に入れましょう。

脇腹引き締めサイドストレッチ

1)椅子に座り、両足を大きく開いて安定させ.右手で左の脇腹をさわる。

脇腹1
photo by mai

2)息を吸って左手を持ち上げる。

脇腹2
photo by mai

3)吐きながら上半身を右へ倒す。おしりが浮かないようにする。胸が前に倒れやすいので、胸を天井のほうへ開くようにする。

脇腹3
photo by mai

4)右手で左脇腹の伸びを感じながら5呼吸する。

5)反対も行う。

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