片側に寄りかかって座る癖は背骨が歪む!?体幹を起動&姿勢が良くなる脇腹ストレッチ

 片側に寄りかかって座る癖は背骨が歪む!?体幹を起動&姿勢が良くなる脇腹ストレッチ
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「椅子に座っている時、ついどちらかの肘かけに寄りかかってしまう」「電車に乗っている時、どちらかの脚に体重をかけて立っている」こんな風に自分の体重を片側に預けてしまう座り姿勢、立ち姿勢の癖はありませんか。もしかしたら気がついていない方も多いかもしれません。この癖を長く続けていると背骨が歪み、腰痛や背中のコリの原因になりかねません。日常生活から姿勢を良くすると、体の負担は少ないもの。ぜひ脇腹ストレッチで片側に寄りかかる姿勢の癖を改善しませんか。

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片側に寄りかかる姿勢が体に悪影響を及ぼす理由

日常生活の姿勢は大なり小なり癖が出るものです。神経質になる必要はありませんが、この片側のどちらかに寄りかかるように体重をかける姿勢だけは注意したいものです。なぜかというと、体幹に力が入らない姿勢を続けることになるため、背骨が歪んだり、肩こりや腰痛、背中のコリなど体の不調に繋がりかねないからです。

実際にこの姿勢を長く続けてわかりやすい弊害が出ているのは、赤ちゃんを育てているお母さんたちです。片手で抱っこをしたまま、移動したり家事をすることで、腰痛や肩こりなどの不調が顕著に出ます。そして、抱っこ生活を続けなくて良くなった頃には片側体重で立つ癖が体に染み付いていることも…。
また、荷物を持ったまま、電車で片側体重で立っているのも同じように体に負担がかかります。自分の姿勢は自分でキープできるくらいの体幹力が欲しいものです。

この癖に気づいたら、まずは片側体重をやめて真っ直ぐの姿勢に戻すように心がけましょう。これをするだけでも大きな一歩です。
加えてご紹介するストレッチを行い、左右の脇腹を均等に伸び縮みさせ、体幹を四角く保てるようにしましょう。寄りかかっている側の脇腹は伸び縮みする筋肉の感覚が乏しくなっています。左右どちらも伸び縮みする感覚があると良いでしょう。

片側に寄りかかって座る癖は背骨が歪む!?体幹を起動&姿勢が良くなる脇腹ストレッチ

1)立ち膝になる
手は頭の後ろへ置き、お尻に力を入れます。お尻に力を入れることで、骨盤が動かなくなります。

脇腹ストレッチ
photo by Minami Ito

2)脇腹ストレッチ
息を吸って吐きながら、脇腹をストレッチします。腕を下げた方の脇腹が縮み、反対側の脇腹が伸びているのを確認してください。交互に動き、連続20回行ってください。

脇腹ストレッチ
photo by Minami Ito

▼詳しい動きを確認したい方はこちら▼

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