【左右の歪み…悪化しているかも】バッグを片側で持つ人は注意!診断付き「カンタン左右調整エクサ」
カラダの左右差が気になる人は、無意識のうちに日常生活の中で左右バランスが乱れることに繋がる動作をしているかもしれません。今回はバランスを整えるために気をつけたいことのお話と、左右バランスを整えるエクササイズを併せてご紹介します。
人間のカラダは左右対称ではない
人間の体は臓器の位置をみても左右対称ではないことが一目瞭然です。私たちの体には、本来自然とバランスを調整しようとする機能が備わっているのですが、世の中が便利になったことで、それらの機能は失われつつあるとも言われています。
つまり、知らない間に左右バランスが乱れ、そのまま放置していることで、さらに悪化している可能性も考えられるのです。不調や怪我の原因になってしまう前に日頃からケアを心がけましょう。
こんな人は左右のバランスが乱れているかも!
・ブラジャーなどの肩紐がどちらか一方だけずり落ちる。
・靴のかかとの減り具合が左右かなり違う。
・どちらかの脚だけつまづいたりぶつけたりしやすい。
・左右どちらかの腰や股関節、膝が気になる。(痛みなど含め)
・左右どちらかの肩や首がこりやすい。
・左右の筋力や柔軟性に差がある。
・バランスポーズが苦手。
・腕や脚の太さが左右で異なる。
こんな癖がある人は左右バランスがくずれやすくなる
体の左右バランスの乱れは、ほとんどが日常生活の動作や姿勢から起こるものです。
・同じ脚や腕ばかりを組む。
・同じ肩にばかりバッグを持つ。
・階段を昇る最初の一歩がいつも同じ脚。
・ズボンや靴などを履く脚がいつも同じ脚。
・コートなどの袖を通す腕がいつも同じ側から。
・咀嚼の際に片側だけで行いがち。
・野球やテニス、ゴルフなど、片側だけに負担のかかりやすいスポーツをしている。
上記の内容に一つでも心当たりのある人は、日常生活をできるだけ左右バランスよく過ごす意識をしましょう。
鏡で全身チェックする習慣を
週に一回程度は全身を鏡に映してチェックしてみましょう。その際には左右の肩と腰骨の位置を基準に確認しください。左右の筋肉のつき方に違いがあったりするので、指先でなるべく肩の骨や腰骨の近くを触れながら行いましょう。
左右バランスを整えるニーリングバランスエクササイズ
①両手をそれぞれの腰骨に当て、腰幅に開いた膝立ち姿勢になります。そこから骨盤を左回りと右回り、それぞれ3回ゆっくり大きく回します。(床が固い場合はヨガマットやクッションを膝の下に敷いてもOKです)
②両腕を肩の高さまで上げて伸ばします。両腕を床と平行にキープしながら骨盤を右と左へゆらゆらと10回動かします。この時、横から見た膝〜頭頂部のラインが一直線になるようにして、お尻が後ろに引いた状態にならないように注意しましょう。
③骨盤を右に動かして、バランスを取りながら左膝を床から2㎝程度浮かせて5秒キープします。次に骨盤を左へ動かして、右膝を同様に浮かせて5秒キープします。
※ここまでを1セットとし、2〜3セット自分のペースで行います。
※バランスが取りにくい人は、少し長めにキープ(10秒程度)してみましょう。
▼分かりやすい動画でご覧になりたい方はこちら▼
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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