【自分の背中何歳に見られてる!?】年齢が出やすい背中を美しく保つ方法|デスクワーカーさんも必見
「背中が硬くなっている」「まっすぐ立っているつもりなのに背中が曲がっている」そう感じている人必見! 背中は年齢が出やすい部位と言われています。その理由は、背中の筋肉が硬くなったり衰えてしまうことで猫背になり、疲れた印象に見えるから。見た目年齢を若くするためにも、硬くなった背中の筋肉をほぐしていきましょう。
背中の筋肉は年々衰える
背中の筋肉は、年齢とともに少しずつ硬くなってきます、また、日常生活で運動をする習慣がない人やパソコン作業やスマホ操作で前屈みの姿勢をする時間が長い人も、背中の筋肉が使われにくくなり、柔軟性や筋力の低下が進みやすくなります。
背中の筋肉の衰えは老け見えの原因!?
背中の筋肉の硬さや衰えは、見た目年齢に影響を及ぼします。猫背や巻き肩の人の後ろ姿を見たときに、「なんだか疲れてそうだな」と感じたことがあるかと思います。実年齢以上に見られてしまう可能性もあるので、若々しくいるためにも、背中の筋肉をほぐして鍛えていきましょう。
背中にある5つの筋肉
背中の筋肉は、1枚の大きな筋肉ではなく、複数の筋肉から構成されています。今回は、特に知っていてほしい5つをご紹介します。
・僧帽筋(そうぼうきん)…首の付け根から肩・背中にかけて広がる筋肉で、上部、中部、下部の3つの部分に分かれています。姿勢を支えるだけでなく、肩甲骨の動きにも深く関わっています。僧帽筋が硬くなると、肩や首のこり、血流の悪さからの頭痛などにつながります。また、僧帽筋が衰えてくると、背中を真っすぐ維持することが難しくなり、姿勢が崩れてしまいます。
・菱形筋(りょうけいきん)…僧帽筋よりも深い位置にあるインナーマッスルで、背中の上部、首と肩甲骨の間に位置しています。肩甲骨を背骨側に寄せる際に働き、胸を張ったり、肩甲骨を安定させるために欠かせない筋肉です。菱形筋が硬くなると、肩甲骨の動きが悪くなったり、肩甲骨が左右に開き猫背や巻き肩になります。
・大円筋(だいえんきん)…肩甲骨の下部から、上腕骨につながる背中の筋肉です。広背筋と似たような働きを持ち、肩関節の動作に関与する筋肉です。大円筋が衰えると、肩甲骨が外に開きやすくなり、猫背になってしまいす。
・広背筋(こうはいきん)…背中の下部から腕につながる大きな筋肉で、背中の大部分を占めています。上腕骨に繋がっていて、腕を動かす際に働きます。また、姿勢維持にも欠かせない筋肉で、広背筋が硬くなると、猫背になりやすく、背中の硬さにもつながってしまいます。
・脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)…背骨の左右に沿って縦に走る筋肉です。上半身を起立させ、背筋を伸ばす際に働きます。脊柱起立筋が硬くなると、背中が動きにくくなり、肩こりや腰痛などを起こしたり、背骨を支える力が弱くなり体幹が安定しにくくなります。
目指せ若見え!背中の筋肉をほぐして鍛えるストレッチ
硬くなった背中の筋肉をほぐしたり、衰えた背中の筋肉を鍛えたりするストレッチをご紹介します。
背中の筋肉を伸ばして縮めるストレッチ
①あぐらをかいて座り、右手を床に下ろします。
②息を吐きながら、左腕を右斜め前に伸ばします。左の背中の筋肉が伸びるのを感じましょう。
③息を吸いながら、お腹から左後ろにねじり、左腕を左斜め上に伸ばします。可能であれば、目線は左手の指先に向けましょう。左の背中の筋肉が縮むのを感じてください。
④呼吸に合わせて、5回ほど繰り返します。反対側も同じように行いましょう。
背中を鍛える「針の糸通しのポーズ」
①四つ這いのポーズになります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。
②左手と左ひざの間に、右腕を通します。お腹からねじり、右の肩を床に寝かせましょう。肩に重心がかかり痛みを感じる人は、肩の下にタオルを敷いて行ってください。可能であれば、目線は斜め上方向に向けます。
③きつい人はこのままキープ。可能な人は、右腕を頭の上に伸ばし、指先を床につけましょう。
④呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。反対側も同じように行います。
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