40代以降の「老け見え」や「疲れやすい体」に、全身のバランス感覚を整えて姿勢を改善するポーズ


ふとした瞬間に、姿勢の悪さや疲れやすさを感じることはありませんか?姿勢の悪さは見た目だけでなく、心身の健康にも影響を与えることがあります。ヨガのポーズで少しずつ姿勢を整え、疲れにくい体づくりをしていきましょう。
年齢と共に変化する体と姿勢
40代以降、筋力や柔軟性は徐々に低下していきます。特に姿勢を支える体幹や骨盤まわりの筋肉が弱くなることで、姿勢を保つことが難しくなりがちです。長時間同じ姿勢で過ごす習慣や運動不足も加わると、骨盤の位置が崩れ、体全体のバランスが取りにくくなります。さらに、女性はホルモンバランスの変化により筋肉や関節がこわばりやすくなり、姿勢の乱れや疲れやすさを感じやすくなることもあります。

姿勢改善のためにしたいこと
姿勢を整えるためには、まず体幹を鍛え、骨盤の位置を安定させることが重要です。体幹がしっかりすると自然に背筋が伸びやすくなり、骨盤が安定すると全身のバランスが整って、肩や首、腰への負担も軽減されます。こうした土台を整えることで姿勢が安定し、体の動きがスムーズになるだけでなく、気分が前向きになったり、疲れにくさを実感できるようになったりと、心身に良い影響をもたらします。
今回は、バランス感覚を整えながら姿勢改善を目指す「木のポーズ」をご紹介します。片脚でバランスを取ることに集中することで、体幹が鍛えられ、骨盤や肩の位置が整いやすくなります。続けていくことで、体が軽くなる感覚を実感できるかもしれません。
バランス感覚を整えながら姿勢を改善「木のポーズ」
<やり方>

1)まっすぐに立った姿勢から、右足の裏に体重を乗せ、左のつま先を床に、かかとを右くるぶし付近につけて左膝を外側に開く。両手を胸の前で合わせ、目線を正面に向けてバランスを保ちながらゆったりと呼吸を続ける。

2)バランスが安定して、呼吸もゆっくりと続けられたら、両腕を頭上に伸ばし、両手を合わせてキープ。バランスが取りづらいと感じたら両手を胸の前に戻す。
3)終わったらゆっくりと手足をおろし、反対側も同じように行う。
※ 余裕があれば、左足をもう少しあげ、足の裏を右足のふくらはぎ内側につけた状態でバランスを取る。

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