【疲れた体には肩甲骨ストレッチ!】血流をアップしして全身リセット「誰でもできる1分エクサ」
暑い日が続いています。「疲れが取れにくい……」と感じている人、もしかしたら「肩甲骨の動きの悪さ」が関係しているかもしれません。肩甲骨まわりの筋肉が固まると、血の巡りが悪くなり、それが疲労感につながるのです。肩甲骨の動きをスムーズにする簡単ストレッチをご紹介します。
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると疲れやすくなる!?
肩甲骨は、背中の上部にある逆三角形の平たい骨で、肩関節と鎖骨の動きと連動しています。また、肩甲骨の周辺には背骨をつなぐ筋肉もあることから、背骨の動きにも深く関係しています。
肩甲骨の周りが硬くなることで起こるトラブル
・猫背や巻き肩などの姿勢の悪さ
・首や背中などの筋肉が硬くなることで起こる血の巡りの悪化
・胸の筋肉が硬くなることで、呼吸が浅くなる
・血行の悪さや呼吸の浅さが原因で、全身の細胞に必要な酸素や栄養が行き届きにくくなる
・筋肉が硬くなることで、疲労物質が溜まりやすくなる
肩甲骨の動きをスムーズにするメリット
肩甲骨の動きがスムーズになると、体調改善も実感できます。
・背中や肩まわりの血流が良くなる
・姿勢が整い、肩や首のこりがラクになる
・呼吸が深まり、全身に酸素がしっかり届く
・疲労物質を排出しやすくなる
・代謝がアップし、だるさが軽減する
肩甲骨を動かすときに意識したい筋肉
肩甲骨まわりには、「菱形筋(りょうけいきん)」「僧帽筋(そうぼうきん)」「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」などの筋肉があります。これらの筋肉を意識しながら、肩甲骨を動かしていきましょう。
疲れをとる肩甲骨ほぐしストレッチ
硬くなった筋肉をほぐすコツは、反動をつけず、ゆったりとした呼吸に合わせながら伸ばせる範囲まで伸ばすことです。筋肉が硬いときは、関節の可動域や骨の動きにも制限がかかっている状態なので、小さな動きから始めていきましょう。筋肉がほぐれていくと、関節の可動域が広がり、骨の動きもスムーズになってきます。
①あぐらをかいて座ります。両手の指を組んで、腕を前に伸ばしていきます。
②骨盤を少し後ろに傾け、目線はおへそに向けて背中を丸めます。
③肩甲骨まわりの筋肉が伸びて、肩甲骨が左右に開いているのを感じましょう。ゆったりとした呼吸を続けながら、30秒ほどキープします。
④指をほどき、軽く息を吸って、息を吐きながらひじと肩を真後ろにひいていきます。
⑤肩甲骨まわりの筋肉を縮め、肩甲骨を背骨側に寄せるよう意識してください。
⑥息を吐きながら、両手を前に伸ばします。呼吸に合わせながら、この動きを5回ほど繰り返しましょう。
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