【シャツに腕が通しづらい】肩の違和感が日常に支障をきたしてきたら…|可動域を広げる簡単肩まわし
「手が後ろに手が回らない」「腕を上げづらい」「肩が重い」。そんな違和感、増えていきていませんか? 最初はちょっとした不調でも、放っておくと日常動作への影響が大きくなることもあります。どこでもできる改善エクササイズで、早めの対処をしていきましょう。
日常で「肩まわりの不自由さ」を感じたら
「シャツの袖に腕が通しにくい」「朝起きた時に肩が痛い」「腕を上げると肩がつまる感じがする」そんな不便を感じたことはありませんか? ヨガのレッスンを受けにくる人の中にも、肩の重さや動きの固さへの悩みを持っている人がたくさんいます。「ちょっと硬いかな?」程度の感覚でも、放っておくと段々と日常動作に影響してきます。早めのケアを心がけましょう。
肩関節が硬くなる原因は「動かさなさすぎ」
肩関節は、身体の中でも自由度の高い関節のひとつです。前後・左右・上下、回旋と、さまざまな方向に動かせる構造になっています。ところが現代の生活では、その機能を十分に使いきれていません。たとえば、パソコン作業やスマホ操作では、腕を前に出した状態が長く続きます。この固定された姿勢が続くと、肩甲骨まわりや胸まわりの筋肉が緊張し、肩の可動域が徐々に狭くなっていくのです。
専門的には「肩甲上腕リズム」というのですが、本来は肩関節と肩甲骨が連動して動くことが理想。でも、現代人はその協調性が失われていることがとても多いのです。
肩を全方向に動かす習慣を
肩まわりの違和感を緩和するには、前・後ろ・上・横・ねじりなど、肩をいろいろな方向に動かすワークが効果的。特別なことをしなくても、丁寧に腕を動かすだけで、少しずつ変わっていきます。大切なのは、少しずつ動かせる範囲を広げていくこと。時間をかけて自由に動く肩を取り戻していきましょう。
肩関節を動かす簡単エクサ
肩関節を全方向に動かすおすすめのワークを紹介します。少しわかりづらいので、最後にある動画でもチェックしてみてください。
①楽な姿勢で座り、片手を体の横につけひじを外側に曲げる。手首を曲げてお盆にコップを乗せた状態の形でキープする。
②コップを落とさないように手のひらを上に向けたまま、腕を肩から内側にねじり全体を大きく動かして回す。
③この動きを1分間続ける。
④同様に反対周しも1分間行う。
⑤慣れてきたら両手で同時に行ってみましょう!
詳しい動きは動画でチェック!
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