【強そうに見える】のは「肩の盛り上がり」のせい。視線が集中しやすい首肩をスッキリさせるストレッチ

 【強そうに見える】のは「肩の盛り上がり」のせい。視線が集中しやすい首肩をスッキリさせるストレッチ
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高木沙織
高木沙織
2025-06-09

首や肩のあたりには、人の視線が集まりやすいです。見た目の印象を左右する大事な場所だといってもいいでしょう。例えば、首~肩にかけてなだらかにカーブしていると女性らしく見られますが、一方で「肩がモコッと盛り上がっている」とたくましい印象を与えがちです。そこで今回は、「肩の盛り上がり」対策となるストレッチのやり方をご紹介! ぜひ、参考にしてみてください。

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首まわりがたくましく見える…「肩の盛り上がり」原因とは

VネックやUネック、クルーネックなど、首まわりを露出するトップスを着た時に「何だかスッキリ見えない」「いかつく見える」と思ったことはありませんか? もしかしたらそれ、肩が盛り上がっているからかもしれません。

肩の盛り上がりの正体は、僧帽筋(そうぼうきん)の凝り。僧帽筋は頭のうしろと背骨から、鎖骨と肩甲骨までついている首から背中を広く覆う筋肉です。この筋肉は上部と中部、下部の3つに分けられるのですが、首から肩にかけてカーブしたあたりがモコッと盛り上がっている場合は、僧帽筋上部の凝りが考えられます。

僧帽筋上部は、肩をすくめたり(肩甲骨を上げる)、首を動かしたりする時に使われるのですが、薄くて比較的力が弱い筋肉なので日常的に負担がかかりやすいのが特徴です。

僧帽筋の凝り:セルフチェック

次に、僧帽筋の凝りをセルフチェックしてみましょう。

●肩や背中に痛み・凝りを感じる

●首が硬くて倒しにくい・回しにくい

●猫背になりがち

●肩をもんでもらう時、「凝っている」とよく言われる

●首が短く・たくましく見える

僧帽筋の別名は「肩凝り筋」ですが、肩凝りのツラさだけでなく、「首まわりのラインがキレイに見えない」「首が詰まって、顔まわりがスッキリ見えない」時もまたマッサージやストレッチでほぐしてあげるのが効果的です。

首から肩にかけてなだらかなカーブを取り戻す「ひじ回し」ストレッチ

<やり方>

肩ストレッチ①
Photo by Saori Takagi

1)右手を左肩に添える。右手の位置は、首~肩にかけての筋肉が盛り上がっているところ

肩ストレッチ②
Photo by Saori Takagi

2)右手の指先で、肩の盛り上がりをつまむ。強い力は不要

肩ストレッチ③
Photo by Saori Takagi
肩ストレッチ④
Photo by Saori Takagi

3)右手で左肩をつまんだまま、左腕を前・うしろに回す。左ひじで円を描くイメージ<回数:前・うしろ回しを10~20回>

反対側もおこなう

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肩ストレッチ①
肩ストレッチ②
肩ストレッチ③
肩ストレッチ④