「眠れない」「疲れが取れない」現代人に多い悩みに→毎晩たった1分で深く眠れる!睡眠導入ストレッチ

「眠れない」「疲れが取れない」現代人に多い悩みに→毎晩たった1分で深く眠れる!睡眠導入ストレッチ
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mai
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2025-05-24

寝つきが悪く夜中に目が覚める。しっかり寝たはずなのに、朝起きると体が重い。そんな睡眠の悩みは、現代人にとって身近なものです。ちょっとした習慣や意識の向け方で、眠りの質は確実に変わっていきます。

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なぜ眠りが浅くなるの?現代人が抱える主な原因

眠りが浅い、朝すっきり起きられない。その背景には次のような要因が影響しています。

ずっと頭が動いているから

日中の仕事や人間関係、スマホから入ってくる情報などで、脳が覚醒状態に近いまま保たれてしまいます。
ベッドに入っても「明日のこと」「やり残したこと」「不安や心配」がぐるぐる回ってしまい、脳が活発な状態に。

体がずっと緊張モードになっているから

長時間のデスクワークや家事に運転など、無意識のうちに筋肉の緊張が続き、自律神経のうち「交感神経」が優位な状態が持続します。肩や背中、腰まわりに力が入っていると、布団に入っても体は仕事モードのまま。この緊張が、眠りを浅くする原因になっています。

自律神経のバランスが乱れているから

自律神経とは、体のオン・オフを切り替える重要な役割を担っています。朝はシャキッと活動的に、夜はゆったりリラックスして眠る。この自然なリズムが崩れると、夜になっても交感神経の活動が高いままだと、体がリラックスできず入眠しづらくなったり、睡眠が浅くなったりします。忙しさやストレス、夜遅くまでのスマホもこのリズムを乱す原因になります。

この3つの原因に共通しているのは、「がんばりすぎて切り替えができないこと」。こうした状態では、横になっても頭も体も起きている状態に。

眠る前たった1分の切り替えタイムがカギ

眠りの質を変えるには、いきなり生活習慣を変える必要はありません。大切なのは、1日の終わりに頭と体をオフに切り替えること。深呼吸をしながら体をゆるめるだけでも、睡眠の質はグッと変わります。

眠れる体はつくれる!無理なく整える習慣とは?

毎日の小さな習慣が、睡眠の質に影響します。道具も不要で今日からできる簡単なストレッチを取り入れて眠りやすい体を整えていく方法をお伝えします。
腹式呼吸など深い呼吸は、迷走神経を刺激して副交感神経の活動を促し、リラックス反応を高めます。これによって、休む準備ができたと感じます。また、デスクワークやストレスでガチガチになりやすい、背中や股関節をゆるやかにストレッチすることで、全身の力が抜けやすくなります。力が抜けると、自然と呼吸も深くなり、眠気が訪れやすくなります。

眠る前に行う呼吸と動きを組み合わせたやさしいストレッチは、自律神経を整え、心と体をおやすみモードに切り替えるスイッチになります。ストレッチというと「体を伸ばし柔らかくするもの」と思われがちですが、この動きは心身をゆるめてリセットします。

寝る前に布団の上で簡単にできる、呼吸と連動させたやさしいストレッチをご紹介します。体をリラックスモードに導き、自然な眠りに入りやすくします。

睡眠導入ストレッチ

1)四つん這いになり、両手を一歩前前へ。

睡眠1
photo by mai

2)息を吸って背中を伸ばし、吐きながらおしりをかかとに近づける。

睡眠2
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3)息を吸って戻す。

4)息を深く長く吐くことを意識しながら、ゆっくりと10回程行う。

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