【年齢とともに落ちにくくなる二の腕のタプタプ】たるんだ腕の原因は「肩甲骨の硬さ」だった!?


年齢を重ねていくにつれ落ちにくくなる、二の腕のたるみ。「鍛えてもなかなか細くならない」という人もいると思います。もしかしたらその原因は「肩甲骨まわりの筋肉の硬さ」にあるかもしれません。肩甲骨の動きをスムーズにして、腕のたるみを改善しましょう。
腕、首、背中と連動する「肩甲骨の動き」
肩甲骨は、たくさんの筋肉に支えられていて、首や腕、背中を支える筋肉ともつながっています。例えば、首の後ろから肩甲骨、背中にかけてついている「僧帽筋(そうぼうきん)」、肩甲骨の肩甲棘から始まって上腕骨に付着する「三角筋(さんかくきん)」、ほかにも、「広背筋(こうはいきん)」「上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)」など、たくさんの筋肉が肩甲骨の動きと関連しています。

肩甲骨の動きが悪くなると顔や二の腕がたるむ!?
肩甲骨の動きは、首や腕、背中の動きと関連しているため、肩甲骨の動きが悪くなると全身にデメリットをもたらします。
・背中が丸く猫背になる
・顔のたるみや二重あごを招く
・肩関節の動きが制限され、腕が動かしにくくなる
・二の腕の筋肉がたるむ
さまざまなトラブルに効く「肩甲骨ストレッチ」
肩甲骨の動きがスムーズになると、姿勢が改善され、顔や腕のたるみも改善できます。
今回は、硬くなった肩甲骨まわりの筋肉をほぐし、肩甲骨の動きをスムーズにするストレッチを2つご紹介します。椅子に座ってもできるので、デスクワークの合間に行うのもおすすめです。
二の腕のたるみすっきりストレッチ
①椅子に座るか、床に座りあぐらをかきましょう。
②骨盤を後ろに傾け、両腕を前に伸ばし、背中を丸めます。
③おへそをのぞき込み背中を丸めましょう。肩甲骨が左右に開いている感じがすればオッケーです。

④両手を広げ手のひらを外に向けます。
⑤手を背中の後ろ側に引き、肩甲骨を寄せます。骨盤をやや前に傾け、背中を反らしましょう。

⑥これらの動きを5回ほど繰り返します。
猫背改善ストレッチ
①椅子に座るか、床に座りあぐらをかきましょう。
②骨盤を立て背筋を伸ばし、両手のひらを上に向け、まっすぐ前に伸ばします。

③脇をしめながら両ひじを曲げ、後ろに引きます。肩甲骨が背骨側に寄っている感じがすればオッケーです。

④②③の動きを5回ほど繰り返しましょう。
動画で動きを確認したい場合はこちら
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く