【肩甲骨ガシガシ動かすより効く】背中のもたつきをごっそり落とす!タオルを使った肋骨エクササイズ


気候が徐々に春めき、服装も少しずつ軽装に変化し始めるこの時期。冬の寒さで自然と丸まっていた背中まわりについたお肉が気になる…という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、肋骨に着目し効率よく背中痩せが叶うエクササイズをご紹介します。
背中のたるみを招く原因
背中のたるみと深く関係している原因の一つが猫背姿勢です。

猫背の特徴は、
● 頭部が前に出る
● 背骨上側が丸まる
● 肩甲骨が外に開く
● 肋骨上側(鎖骨)が下がる
長時間のデスクワークなど同じ姿勢が続くと、肋骨周辺の筋肉の緊張が増加し固まったまま動きづらくなってしまうという状態を引き起こしやすいです。
このような生活を送っていることでふと気が付けばいつも背中が丸まり、背中の贅肉もつきやすくもたつきやすい、そんな負のループを招く原因になります。
背中痩せでまず着目すべきは「肋骨」
背中痩せしたいと考えた時、肩甲骨の可動性を上げるために肩甲骨を寄せるエクササイズが注目されがちですが、実は肩甲骨の可動性よりも前に肋骨の可動性を取り戻すことの方が大切です。
肩甲骨の土台は肋骨。猫背姿勢を根本から改善し背中の贅肉やもたつきを引き締めるためには、土台となる肋骨の可動性を高め、肋骨を最適なポジション戻し、肩甲骨のポジションを整える。この順番が大切になります。
そこで今回は背中の贅肉を落とし姿勢改善もできる一石二鳥なタオルを使ったトレーニングをご紹介します。寝たままできるので、ぜひやってみてください。
背中のもたつきをごっそり落とす!タオルを使った肋骨エクサイズ
今回ご紹介するエクササイズは、肋骨の位置を正しくキープしながら肩甲骨を寄せるトレーニングも組み合わせることで効果が倍増します。
<やり方>

1)うつ伏せになり、フェイスタオルを握った両腕を頭上に伸ばす。長めのフェイスタオルだとエクササイズがやりやすいです

2)息を吸いながら上体を起こし胸を引き上げる。腰を反ってしまうと動かしたい胸(肋骨)を反る動きが出にくくなるため、恥骨をマットに押しつけて腰が反らないように気をつけましょう

3)胸は起こしたまま、息を吐きながら背中の後ろで肩甲骨を寄せる。自分の限界から1センチでも肩甲骨同士を寄せるイメージで!
4)息を吐きながら腕を頭上に伸ばす。この時、肩甲骨を寄せながら頭上に腕を伸ばすように行うと効き目抜群です
4)3)と4)の動きを1セットとし、8〜10セットを目安に行う
▼ 動画で詳しい動きを見ながら、一緒に動いてみましょう!▼
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