骨盤の歪みは腰痛悪化のサイン!今すぐできる簡単改善ストレッチ〈骨盤前傾編〉

 骨盤の歪みは腰痛悪化のサイン!今すぐできる簡単改善ストレッチ〈骨盤前傾編〉
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榎本愛子
榎本愛子
2025-05-22

今回は、前傾タイプの方に向けた解説です。骨盤前傾は、反り腰や腰痛の原因となるだけでなく、下腹部のぽっこりお腹にも繋がります。骨盤の歪みをチェックして簡単ストレッチで骨盤を整え、美しい姿勢と快適な毎日を手に入れましょう!

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骨盤の歪みセルフチェック

骨盤の正しい位置は「ニュートラルポジション」と呼ばれています。骨盤の正しい位置を自分で確認することができると、自分の体に合ったエクササイズを選ぶことができますよ。
早速チェックしてみましょう!

<準備>立ち姿勢をとり、脚はラクな幅に開く
①左右の腰骨の出っ張りと恥骨結合を結んだ三角形を両手で作る
②三角形の向きでを確認

<結果>
A:三角形面の向きが正面。床と垂直:骨盤はニュートラルで正しい位置に近い
B:三角形面の向きが天井:後傾。骨盤が過剰に後ろに倒れ、腰が丸まっている
C:三角形面の向きが床:前傾。骨盤が過剰に前に倒れ、腰が反っている

骨盤セルフチェック
photo by 榎本愛子
骨盤セルフチェック
photo by イラストAC・榎本愛子

いかがでしたか?Bの後傾だった方は、「つらい腰痛、我慢しないで!」骨盤の歪みは腰痛悪化のサイン→今すぐできる簡単改善ストレッチ の記事をご確認くださいね。
Cの前傾の方は原因とエクササイズを確認していきましょう。

骨盤前傾になる主な原因

・長時間の座り仕事、立ち仕事でのいい姿勢の意識
猫背姿勢にならないようにと、いい姿勢を意識していませんか?いい姿勢の認識が間違っている方が多く、胸を突き出し腰を反る姿勢にな理、気づくと骨盤前傾姿勢を作り出しています。

・ヒールや高い靴の使用
前重心になることで体のバランスが崩れ骨盤前傾を引き起こしやすくなります。

・運動不足、筋力低下 
腹筋力の低下などで姿勢が崩れることによって骨盤の前傾を引き起こし、腰痛が治りにくくなります。

このように、骨盤の歪みは日常生活の積み重ねで起こることが多いです。ご紹介するストレッチとともに、日常生活でも骨盤が傾く姿勢になっていないかを意識してツライ腰痛から1日でも早く解放されましょう!

骨盤前傾の人のための腰痛解消法

骨盤の歪み
イラストAC

骨盤が前傾している人は太もも前のストレッチが効果的
太もも前の筋肉は腰骨の出っ張りにつながっているため、骨盤が前傾のまま生活することによって前ももが頑張りすぎ硬くなっていくのです。夕方をすぎると前ももがパンパンでつらい。と感じている人も多いのでは?

骨盤の前傾は腰を過剰に反らせてしまい、腰への負担がとても大きくなっていきます。また、腰の反りが下腹を前方に押し出してしまうので、痩せにくく太りやすい体になることに。
前ももを伸ばしていくことで、骨盤の前傾→ニュートラルに近づき、腰の反りが緩和し腰痛解消につながっていきます! 前もものストレッチは痛みを解消するとともに見た目も変える効果が期待できるので、ぜひ時間を見つけて取り組んでみてくださいね。

前ももストレッチしてみよう!

前ももストレッチ
ophoto by 榎本愛子

<準備>立ち姿勢。ぐらつきやすい人は。壁やストレッチポールなど、つかまることができる場所推奨。
①脚を揃えて、右の足首を右手で掴む。
②かかとをお尻に近づける
③5~10秒キープを3セット

POINT:尾てい骨を床に向けるように意識して行いましょう!前もものストレッチ効果をより得るために腰骨と膝を離していくとGood。
④反対も行う

▼動画はこちら▼
2'40~4'00 あたりです。
立ちながら行えるので、仕事や家事の合間などに入れ込んで行ってみてくださいね。

▼動画はこちら▼
2’40~4
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