頑固な腰痛は「太ももの張り・こり」が原因!?反り腰・腰痛を改善「超簡単!太ももほぐし」

頑固な腰痛は「太ももの張り・こり」が原因!?反り腰・腰痛を改善「超簡単!太ももほぐし」
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中村優希
中村優希
2025-04-26

多くの人が抱えている腰痛問題。実はその原因、太ももの張りからきているのかもしれません。腰痛改善に繋がる、簡単&気持ちいい「太ももほぐし」をご紹介します。

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「反り腰」は腰痛を引き起こす

反り腰は女性に多く見られる姿勢で、骨盤が前に傾き(前傾)、背骨のカーブが正常よりも大きくなっている状態のことを指します。本来は骨盤がニュートラルな位置にあり、その上にある背骨は自然なS字カーブを描いているもの。しかし、ヒールを履く機会が多かったり重心がつま先にかかる姿勢をとることで、骨盤が前に傾き、それに対し体がバランスを取ろうとして腰が反り、胸を大きく開くため「反り腰」の姿勢を作るのです。

反り腰
イラストAC

反り腰だと前ももに負担がかかる

反り腰の姿勢はつま先重心になるため、ももの前側の筋肉に負荷がかかっている状態です。

ももの前側の筋肉は4つの筋肉からなる大腿四頭筋という筋肉で形成されているのですが、中央にある大腿直筋という大きな筋肉は骨盤に付着しているため、前ももが硬くなると骨盤が前に引っ張られて前傾。さらに反り腰が固定されるという悪循環を引き起こしてしまいます。

そうして反り腰がひどくなると背骨のカーブも極端に大きくなり、腰に負荷がかかり腰痛につながるというわけです。

かかと重心を意識して反り腰を改善

反り腰による腰痛を軽減するためには、普段立っているときや歩いている時など、重心の掛け方を意識することが大切です。反り腰の方はつま先に重心がかかりやすいので、少しかかと側に体重を乗せる意識をしてみましょう。

腰痛軽減に導く「寝たまま前ももほぐし」

反り腰によって硬くなってしまった太もも(主に前ももの筋肉)をほぐしてストレッチすることで、前に傾いた骨盤をニュートラルな位置に導いて腰回りの筋肉を緩めることができます。

①体の左側を下に横向きに寝て、下になった手のひじを立てて側頭部を支えます。

②右手で右足をつかみます。

腰痛
photo by Yuki Nakamura

③息を吐きながらかかとをお尻に引き寄せて、膝を後方へ引きます。

腰痛
photo by Yuki Nakamura

④5呼吸ほどキープし、反対側も同様に行います。

動画で確認したい方はこちら

 

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