巻き肩かどうかは肘をチェックすればわかる?隠れ巻き肩チェックと巻き肩改善のための腕パカエクサ


背中がスッと伸びて胸が反るくらい開いていれば、巻き肩ではないと思っていませんか?ヨガをしている方も、自分は姿勢が良いと思っている方も実は隠れ巻き肩の可能性があります!
わたしも実は巻き肩?
「私は姿勢もいいし、ヨガもしているし、巻き肩ではないはず」と思っているそこのあなた!実は胸が開く・開かないと肩が巻き肩かどうかは、連動しないこともあります。その理由は、巻き肩は肩の位置の前後ではなく、肩と腕の骨のポジションの関係性が重要だからです。姿勢が良く見ても実は肩と腕の骨をチェックしてみると、実は腕の骨が内巻きに向いてしまっている巻き肩ということがあります。まずは腕の骨が内巻きになっていないかの簡単チェックを鏡の前で行ってみましょう。
1)肘のシワが見えるように腕まくりをする(肘が見えればどんな服装でもOK)
2)鏡に対して横向きに立ち、肩の力を脱力する
3)鏡を見て、自分の肘の後ろ側のシワが見えていれば、腕の骨が内巻きになっている証拠
肘の後ろ側のシワが見えない状態であれば、腕の骨がしっかり正しいポジションにある証拠です。

photo by 伊藤香奈
腕の骨が前に回り、肘が外に向くことで腕の後ろについている筋肉が外に張り出す方向になります。実際よりも腕も太く見えてしまったり、上半身がガッチリしたように見えてしまうという見た目のデメリットもあります。

イラスト by イラストAC/Canva
なぜ巻き肩になるの?
肩と腕の骨は、本来は力を抜いた状態で一番心地よいところにあるのが体的にも楽で、姿勢も良い状態になるはず。しかし、日常の姿勢に加え、加齢により姿勢を保つ筋力が低下したり肩周りの関節の柔軟性が低下することでも、巻き肩になりやすくなります。パソコン仕事をしていないし、携帯電話も長時間操作しているわけでもないから大丈夫、と思っていても、実は加齢で巻き肩になってしまっている可能性も。肩回りをしっかり動かし柔軟性を養い、筋肉をつけ、巻き肩になりづらい体を作っていきましょう!
巻き肩になりづらくなる肩まわりの筋力トレーニング
巻き肩になりづらくなる筋力と柔軟性のどちらも養える腕パカパカエクササイズをやっていきましょう。気づいたときにいつでも10回!パカパカやるだけで肩と腕の骨の関係性が整います。楽に座った姿勢からスタートします。
やり方:
1)手のひらを天井方向に向けて肘を90度に曲げ、指先をを前に向ける
2)脇を閉じて胸を張る
3)肘から下を横に開く→前に戻すを繰り返す
肋骨を開かないようにしながら、腕と胸を開くのがポイントです。また、背中の筋肉を寄せようとしすぎず、腕の骨を外に回すことを意識してみましょう。
▼よくある間違いやエラーを動画でチェック
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