誰でもカンタンに姿勢美人に!巻き肩改善へ導く特効ツボと楽々エクササイズ


気がついたら肩が内巻きになった「巻き肩」の姿勢になっていませんか?心身の健康と美は姿勢からともいわれています。姿勢美人へと導く特攻ツボとエクササイズをご紹介しますので試してみて下さい。
巻き肩の原因
人は腕を前に出す動作が多いので、巻き肩になりやすいです。スマホ、デスクワークだけではなく、横向きに寝るクセや、ストレスや緊張が続く精神的な要因からも巻き肩の姿勢になることがあります。
巻き肩のデメリット
姿勢が崩れて巻き肩が定着してしまうと、下記のような不調を引き起こしやすくなります。
・肩コリ、首コリ 肩や首の周囲が緊張しやすくなりコリへとつながりやすくなる
・呼吸が浅くなる 呼吸筋のメインである横隔膜が働きにくくなる
・疲れやすくなる 横隔膜の動きの悪さから自律神経にも影響し疲れやすくなる
・腕が上がりにくくなる 上腕の内旋ポジションは腕が上がりにくく肩関節の可動域が狭くなってしまう
・胸が垂れる 背中が丸まり胸が垂れやすくなる
巻き肩を助長する筋肉
体の前部が縮まる巻き肩の姿勢は、胸の筋肉である小胸筋が関係しています。
小胸筋

大胸筋の下に位置し肋骨の第3、4、5本めの前面から肩甲骨の烏口突起まで付着しています。
小胸筋が収縮すると肩甲骨を前に引っ張り外側へ開く動きをします。巻き肩は小胸筋が常に収縮した状態なので、小胸筋の緊張を緩め姿勢を整えやすくしましょう。
巻き肩改善のツボ
小胸筋の付着しているツボは、「中府」と「雲門」。肺、呼吸器系、胸部苦満、肩コリに役立つ手肺陰肺経の経穴です。

・中府
ツボの場所:肩側近く鎖骨の下の凹みから指1本分下
ツボの意味:「中」体幹の真ん中(中焦)、「府」集まるを意味し、お腹の気が中府のツボに表れるという意味がある
・雲門
ツボの場所:中府の指1本上、鎖骨すぐ下の凹み、少し強く押すと肩甲骨の前にあるコリっとした骨(烏口突起)に触れられる
ツボの意味:「雲」は気を表し「門」は出発を意味する 手太陰肺経のツボの出発地点
どちらのツボも心地良く押したり、ほぐしたりしながらゆっくりとした呼吸を意識してみましょう。
巻き肩に効果的! 体の前部を広げる橋のポーズ
縮まった胸やお腹を伸ばし肩甲骨を内側に姿勢改善へ導きます。
「橋のポーズ」
1)仰向けになり両膝を腰幅くらいに立てる
2)両手は体側に起き、ゆっくりとお尻を持ち上げる
3)背中の下で手を組み、肩甲骨を内側へ寄せ胸を開く

4)ゆっくりと5呼吸繰り返し、組んだ手をほどきお尻を下ろす
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