【年齢問わず素敵に見える人の共通点は「姿勢」】姿勢美人に欠かせないS字カーブをつくるポーズ3選

姿勢美人を作る３ステップ

美人を妨げる悪い姿勢の癖は一時的なものではなく、癖が定着してコリになってしまっていたり、逆に普段の姿勢で使うべき筋肉が使えていなくて、弱ってしまって悪循環が起こっている場合がほとんどです。

では、どういう背骨の状態がバランスのとれた理想的な姿勢なのでしょうか。

美しい姿勢の条件① S字カーブ

背骨のS字カーブがバランスよく整っている状態＝首からお尻付近まで縦に24個連なっている背骨は緩やかな曲線を描いている状態が理想です。重力や二足歩行、さまざまな体勢になる際に柔軟に対応するためS字カーブがクッションの役割になっています。

美しい姿勢の条件② 自分の癖を見極めてバランスを整える

姿勢美人を目指して背中の筋肉ばかりトレーニングしても、美しいS字カーブにならない場合があります。例えば、反り腰の人は背面よりも前面の腹筋を鍛えた方が良いからです。自分の姿勢の癖を知りどこを鍛えるかを見極め、バランスよくトレーニングしましょう。

美しい姿勢の条件③ こまめに矯正

日々の生活や仕事で同じ姿勢を続けることは、姿勢の癖を生み、蓄積することによってコリに繋がってしまいます。「同じ姿勢が続いたな」と感じたらこまめに矯正しましょう！

今回は、ご自身でできる背骨を整える、美しい姿勢になれるヨガのアレンジポーズをご紹介します。

自分で自分の背骨を整えるヨガ3選

今回ご紹介するポーズの中にやりにくいポーズがあったら、そこの筋力が足りない証拠です。自分の姿勢の癖がわからない方という方もヨガをしながら自分の体の状態を意識してくださいね。

虎のポーズアレンジ

やり方

１）四つん這いの姿勢になる

２）膝が曲がった状態のまま右脚持ち上げる

３）左手を前に伸ばし、体幹を使ってバランスを取る

４）左手を後方に伸ばし、持ち上げた右足の甲をキャッチ

５）息を吸いながら繋いだ手と足を高く持ち上げ、体幹や背面の筋肉を意識する

６）呼吸を繰り返しながら5～6呼吸くらいキープ。反対側も同様に行う。

余裕がある方は６）で姿勢呼吸をしている間、繋いだ手と足をさらに上に引き上げるようにしてください。

糸通しのポーズアレンジ

やり方

１）四つん這いの姿勢になり、ゆっくりと息を吸いながら右手を上に上げ、視線も上に

２）息を吐きながら左手の下に右手を通し、反対側に長く伸ばす

３）肩と頭は床に下ろし体重をかける

４）左膝を伸ばし、足先を外側の置きやすい位置に置く。そのままゆっくり3〜5回呼吸する

５）終わったら反対側も同じようにやる。

伸ばしながらツイストすることで背中周りにいい刺激が入るので、縦の中心軸をぶらさないように意識してください。

半分の猿のポーズアレンジ

やり方

１）四つん這い姿勢になり、右足を右手首の内側へ置き、骨盤の向きを正面に向ける

２）手はカップハンズにし、右足のつま先を天井に向け、お尻を後ろに引く

３）中心軸をぶらさずに左の胸を外に開き、ツイストが十分であれば左手を天井方向へ上げる

４）そのままゆっくり3〜5回呼吸する。終わったら反対側も同じようにやる。 

胸を開く時にお尻が上がっていると狙っている背中にツイストがかからないので注意してください。気づいたら左右のお尻の高さを揃えてくださいね。

今回ご紹介した3つのポーズは、既存のヨガポーズをアレンジしたものですので少し複雑なところもあります。ぜひわかりやすい動画で一緒にやってみてくださいね。