忘れっぽさは「ママ脳」のせい?!ヘイリー・ビーバー(28歳)にも起こった母親の脳の変化とは?


「さっきまで手に持っていたはずなのに、どこに行ったの?」そんな経験は誰にでもあるもの。特に出産後の母親は物忘れが増えたと感じることがあるかもしれない。世界的セレブモデルで、スキンケアブランド「Rhode(ロード)」の創設者でもあるヘイリー・ビーバーも、そんな「ママ脳」の影響を実感しているようだ。
ヘイリー・ビーバー、TikTokの動画撮影中に物忘れ!
2025年2月11日、ヘイリー・ビーバーは自身のTikTokにメイクチュートリアルの動画を投稿。しかし、動画の途中で「あれ?さっきまで手に持っていたはずのアイテムがどこかに消えた!」と困惑する様子が映し出された。「ママ脳」による混乱をそのまま見せたこの投稿は、多くの母親たちの共感を呼び、コメント欄には「これが本当にママ脳」「私も毎日こんな感じ」といった声が多数寄せられた。ヘイリーはこの動画で、リリース予定の新作チークを紹介する予定だった。しかし、撮影中に使用していたアイテムを見失い、「一体どこに消えたの?」と探し回る姿が映っている。結局、彼女は「床に落ちていた!」と発見し、笑いながらメイクを続けた。
enjoy this 2 minutes of confusion and slight chaos
♬ Genesis - Runa🖤
「ママ脳」は育児を助けるアップデート
学術誌『Nature Neuroscience』の研究によると、妊娠中から産後にかけて母親の脳は大きく変化し、育児に集中しやすくなるようにアップデートされることがわかっている。特に、前頭前野や扁桃体の変化により、共感力が向上し、母親としての直感が研ぎ澄まされるのだ。だから、「ぼんやりする」「物忘れが増えた」と感じる「ママ脳」は単なる物忘れではなく、母親として赤ちゃんを守り、育てるために進化した特別な能力なのだ。
専門家によると、こうした変化を「うっかりミス」として気にするのではなく、「赤ちゃんに寄り添うための脳のアップデート」と考えた方がいいそう。ホルモンの影響や睡眠不足により、一時的に記憶力や注意力が低下することがあるが、その一方で、赤ちゃんの泣き声に敏感になり、危険を察知しやすくなるといった変化が起こる。つまり、「ママ脳」は育児に適応するための進化なのだ。ヘイリー・ビーバーの「あれ、さっき持っていたはずのものがない!」という瞬間も、実は母親としての脳が順調に進化している証拠なのかもしれない。

脳の変化が母親の直感や共感力を高める
出産後、脳では「灰白質の剪定」と呼ばれる変化が起こり、不要な神経回路を整理することで、赤ちゃんの表情や泣き声の意味を素早く理解できるようになるといわれている。また、感情をコントロールする領域が強化されることで、赤ちゃんとの絆を深める能力が高まるのだ。
共感を生んだ「リアルな姿」
ヘイリー・ビーバーのTikTokは、そんな「ママ脳」のリアルな瞬間を切り取ったものだった。彼女の投稿には「ヘイリーがこんなに素直な姿を見せてくれるのが嬉しい」というコメントも寄せられ、多くの人が共感を示した。セレブリティのライフスタイルは一般の人々とはかけ離れているように思われがちだが、「物忘れする」「探し物をしてイライラする」というのは、母親なら誰もが経験すること。そんな身近な悩みをヘイリーがシェアすることで、ファンとの距離が縮まったとも言える。忘れっぽさに悩む新米ママたちは、「ママ脳は決して悪いものではなく、母親としての新たな能力の現れ」と前向きに捉えてもよいのかもしれない。出産後のヘイリーがどのように仕事と育児を両立していくのか、今後の活躍に期待が高まる。

出典:
Hailey Bieber Shares the Most Relatable TikTok Outtake and Blames the ‘Confusion and Chaos’ on ‘Mom Brain’
Hailey Bieber’s latest TikTok is proof that ‘mom brain’ spares no one
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