食べ過ぎ・胃の重さが劇的にスッキリする!胃の調子を整える養生ヨガ【スキマ時間にできる】
食欲の秋。美味しい旬の食べ物が増え自然と食欲が増すこの時期は、つい食べ過ぎてしまい知らず知らずの間に胃に負担をかけてしまうことも。今回はこの時期負担がかかりやすい胃を養生し、食べ過ぎなどで重くなりやすい胃の調子をスッキリ整える、座ったままできる養生ヨガをご紹介します。
秋と胃の不調の関係性
そもそもなぜ秋に食欲が旺盛になるのかと言うと、秋は気温が下がり始め、体温を保つためのエネルギーがより必要になると言われており、そのため体が自然とエネルギーを蓄えようと食欲が増すというのが一つです。
また、秋は収穫の季節であり栄養価の高い食材が豊富に出回るため、自然と食欲が増し体が栄養を蓄えようとする季節だとも考えられています。
ですので、秋に食欲が増すことは私たち人間にとってとても自然なことです。しかし、過剰に食べ過ぎてしまうと胃に負担がかかり、消化不良や胃もたれなどが起こりやすくなります。
食べ過ぎによる胃の不調を改善するために
体には経絡と呼ばれる、経穴(ツボ)が一つひとつ繋がり、身体の縦横に走っています。
胃の経絡(胃経)は、胃や消化器系の健康を支える重要な経路とされています。食べ過ぎで疲労した胃を回復させるために胃経を刺激し、滞りを流してあげることで弱った胃の機能が改善し、調子が整いやすくなります。
今回は胃と関わりが深い体の前面の胃経に、座ったままアプローチできるヨガの動きをご紹介します。
胃の経絡にアプローチし、弱った胃の機能を改善する養生ヨガ
<やり方>
1)椅子やソファに座り、片方の膝を曲げる。両手を体の後ろについて肩が上がらないように気をつけましょう
2)息を吐きながら、上体を少し後ろに倒しながら骨盤を丸めて脚の付け根、前モモがじわじわと伸ます
3)5呼吸程キープしたら反対側も同様に行う
背もたれのある椅子の方は背もたれに寄りかかりながら行ってみるとポーズが楽に取れます。その際、両手の位置はお好きなところに変えていただいてOKです。
ポイントは腰を反らないように気を付けること。腰を反ってしまうとアプローチしたい前モモが伸びづらくなります。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
津村早紀
営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。
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