「今日は1日よく頑張った…!」そんな日にぜひやって→バッキバキ背中&肩をほぐす癒しストレッチ
現代人は、日々必死に働いたりおうちのことをしたりと、自分のために使う時間はあまりないまま時間が過ぎてしまいがちです。でも、ある日突然体の不調を感じて悩む前に、労わる時間を設けてみませんか?
体の背面が硬いデメリット
肩こりを自覚している方は多いですが、肩と繋がっている範囲が広い背中のこりには気づけていない方が多い印象です。しかし、そもそも背中の筋肉がこわばっている状態が続けば、近くにある肩まわりの筋肉も硬い状態が続いてしまいます。筋肉が硬い状態が当たり前になってしまうと、体にとって負荷がかかる姿勢の代表といえる猫背姿勢が悪化し、悪循環となってしまいます。
また、背中の筋肉は上半身の中でも大きい筋肉のため、背中がこっていると代謝が落ちやすい、上半身に脂肪がつきやすい、血行が滞りやすい、疲労物質が留まりやすい…と不調の原因になってしまいます。
姿勢を直そうと思っても簡単には直せない
デスクワークが長い方は体の調子を整えるために姿勢からどうにかしようと思うものの、今までの積み重ねによってはなかなか直せない、直そうと思っても気付くとすぐに悪い姿勢に戻ってしまうといった状況になりかねません。また、これから寒くなる季節に上半身の筋肉が硬いままだと体が内側から温まりにくく冷えや風邪をひきやすくなる可能性もあります。
「たかが背中や肩の筋肉のこり」と思っていても、気づかぬ間に全身へ影響をしてしまうかもしれません。そのようになってから後悔しないためにも、今日からできる簡単なストレッチをご紹介します。
バッキバキ背中&肩をほぐす癒しストレッチ
今回は道具を活用しながらバキバキ上半身をほぐすストレッチをご紹介します。筆者も日々デスクワークが続いているため今回ご紹介するストレッチを行っていますが、ストレッチした日としていない日では朝起きた時の体の感覚が違います。
道具を用意するのは面倒かもしれませんが、動き自体はとてもシンプルですし、一度やったらやみつきになること間違いなし!ぜひ用意してやってみてください。体の声に耳を傾けながら、コツコツとご自身を癒してあげましょう。
<やり方>
1)マットの上にフォームローラーまたはクッションを用意する。クッションの場合は半分に折りたたんで高さを出すのが望ましいです
2)準備ができたら道具の上に後頭部を乗せ、全身を安定させる
3)両手を上げ、手のひらでそれぞれの肘をキャッチする
4)息を吸いながら両手を顔の方へ移動させ、息を吐きながら元の位置へ戻す
呼吸に合わせて、まずは一日10回から行ってみましょう。心地よい、時間がある時は様子を見ながら回数を増やしてください。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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