え、こんなに軽くなる!?【首、肩、背中…上半身のこりをまとめてほぐす】1回2分の肩甲骨ストレッチ
寒くなって「肩こり」や「背中のこり」に悩んでいる人が増えてきています。肩甲骨の動きはスムーズですか? 肩甲骨には6つの動きがあり、日常生活の上半身の動きの大半に肩甲骨の働きが関わっています。肩こりをはじめとする上半身の不調を緩和する「肩甲骨ほぐし」をぜひお試しください。
肩甲骨とは
肩甲骨は背中の上部にある逆三角形の平らな骨です。肩甲骨と胴体をつなぐのは、鎖骨と肩甲骨が接した肩鎖関節のみで、あとは筋肉で支えられているのが特徴です。
肩甲骨は浮いたような状態になっているため、本来は自由に動くことができるパーツ。ですが悪い姿勢が長時間続くと、肩甲骨まわりの筋肉が硬くなってしまい肩甲骨が動きにくくなってしまいます。
肩甲骨の動き
・肩甲骨を上にあげる
・肩甲骨を下にさげる
・肩甲骨を上に傾ける
・肩甲骨を下に傾ける
・肩甲骨を外に広げる
・肩甲骨を内に寄せる
以上の6つの動きからわかるように、日常生活で行われる上半身の動きは、大半が肩甲骨の動きによるものです。
肩甲骨が上半身の動きやすさを左右する
肩甲骨が動きにくくなると、特に上半身の不調を招いてしまいます。
・肩こり
・首こり
・猫背
・二の腕や背中に肉がつきやすくなる
・代謝が落ちる
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなってしまうと、肩甲骨そのものの動きが悪くなってしまいます。意識的に硬くなった筋肉をほぐしていきましょう!
上半身の不調を癒す肩甲骨まわりの筋肉ほぐし
硬くなった肩甲骨まわりの筋肉を無理なくほぐすストレッチをご紹介します。
①四つん這いのポーズからスタートします。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしましょう。
②右手と右ひざの間に左手を通します。上半身を軽くねじり、床に左肩をつくような姿勢になりましょう。肩は立ててつけると痛めやすくなるので、しっかり寝かせてください。肩が痛い場合は、ブランケットなどを肩の下に敷いて行ってください。
③呼吸を続けながら30秒ほど姿勢をキープをします。左の肩甲骨まわりの筋肉が伸びているのを感じましょう。
④四つん這いのポーズに戻ります。右手のひらを床についたままひじを外側に軽く開き、左手はまっすぐ左に伸ばします。体重を左側にかけ、左の肩甲骨まわりの筋肉が縮まっているのを感じましょう。無理のない範囲で行ってください。
⑤呼吸を続けながら30秒キープします。反対側も同様に行いましょう。
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AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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