肩こりや全身むくみの改善・リラックス…さまざまな効果をまとめて実感できる！【かんぬきのポーズ】

かんぬきのポーズとは

かんぬきのポーズは別名「門のポーズ」とも呼ばれていて、門の扉が開かないようにする横木を意味します。

かんぬきのポーズは膝立ちで行うポーズです。膝立ちの状態から片脚を横にまっすぐ開き、腕を頭上に持ち上げて上半身を横に倒し体側を伸ばすことで、様々な効果が期待できます。ヨガのポーズの中では、初心者でも行いやすいものなので、ぜひ後半にご紹介する動画も参考にしながら試してみてください。

かんぬきのポーズの効果

肩こり・巻き肩・猫背改善

腕を頭上に持ち上げて、上半身を横に倒し体側を伸ばしながら胸を大きく開くかんぬきのポーズは。肩周りの血液循環を良くし、肩甲骨周辺の筋肉の緊張が緩和されるため、肩こり改善に繋がります。また、胸を大きく開くことで、普段前に入りがちな肩が正しい位置へ戻り、巻き肩や猫背の改善にも期待できます。

疲労やむくみの改善

かんぬきのポーズは全身を大きく使うポーズです。全身の血液循環が良くなることで筋肉の緊張がほぐれ、疲労回復に効果があります。また、上半身を横に倒し体側を伸ばすことでインナーマッスルが強化されて、体の軸が整い、内臓を正しい位置へと導くことができます。内臓機能が整うことで全身の巡りが良くなり、むくみの改善にも繋がります。

リラックス効果

体側を大きく伸ばすことで肋骨の間にある肋間筋がほぐれて、呼吸が肺にたっぷり入るようになります。呼吸が深まると副交感神経が優位になるので、リラックス効果も期待できます。

脚の引き締め

かんぬきのポーズは下半身で支えるポーズなので、脚の引き締めにも効果的です。特に腿の内側の「内転筋」を刺激するので、内腿が引き締まった美脚が手に入ります。

初心者歓迎！かんぬきのポーズ

①両膝立ちになり、左脚を真横へまっすぐ伸ばします。

②左手を太ももの上に添え、息を吸いながら右手を天井方向にまっすぐ上げます。

③息を吐きながら上半身を左に倒して3〜5呼吸行います。脚と手を入れ替えて、反対側も行いましょう。

こちらの動画からも確認できます