肩こりを根本から改善するには肩まわりの3つの筋肉をほぐすのが有効?肩甲骨まわりを一気にほぐす方法
パソコンや携帯を長くやっているわけではないのにいつの間にか起こる肩の凝り。マッサージに行きたいけどお金がない、時間がないという方いませんか。今回はマッサージに行かなくても自宅でできる肩こり解消に役立つ肩甲骨ほぐしをご紹介します。
肩こりとは
肩こりとは首の付け根から肩・背中にかけての筋肉がこわばっていたり、固まっている状態のことを言います。
肩こりがある人は慢性的に肩が凝っている人が多く、肩こりにならないための予防や少し凝ってきたなと思ったら早めの対策が必要です。
肩こりが起こる原因
肩こりの原因は様々な生活習慣が原因で起こります。
姿勢が悪い
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、前かがみの姿勢や猫背になると、肩の筋肉に負担がかかります。
同じ姿勢でずっと作業をしている
一定の姿勢を続けると、筋肉が緊張し続け、血流が悪くなるため、肩こりが生じやすくなります。定期的に姿勢を変えることが大切です。
目の疲れ
パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けると、目の疲れが肩の筋肉にも影響を与えることがあります。目の疲れを放置すると、肩こりが悪化する可能性があります。
運動不足
適度な運動をすることで筋肉が鍛えられ、肩の筋肉も柔軟性を保つことができます。運動不足になると、筋肉が硬くなり、肩こりが生じやすくなります。
体の冷え
体が冷えると、筋肉が緊張しやすくなり、血流も悪くなります。これが肩こりを引き起こすことがあります。寒い時期やエアコンの効いた場所で長時間過ごすと、肩が冷えてこりやすくなることがあります。
肩こり解消法
肩こりを解消するためには下記の方法がおすすめです。特に運動は体が温まるだけでなく、筋肉がほぐれ肩こりの根本を解決する方法であるため最も効果的です。
・運動をする
・体を温める
・病院で薬などをもらう
・マッサージをする
肩こりを根本から解消するためにほぐすと良い筋肉
肩こりを解消するために特にほぐすと良いとされている筋肉は3つあります
僧帽筋
首から肩につく大きな筋肉です。肩こりがある多くの人はこの筋肉が凝っていることが多いです。
大小菱形筋
肩甲骨の内側にある筋肉です。猫背によりこの筋肉が伸びてうまく働かなくなると、肩こりが起こりやすくなります。
肩甲挙筋
首と肩甲骨をつなぐ筋肉です。首筋から肩にかけて凝っていると感じる人はこの筋肉が固くなっている可能性があります
肩甲骨まわりをほぐす2つの運動
上述した筋肉を効率よくほぐせる運動をご紹介します。どちらも椅子に座ったまま実践できるので、仕事や家事の合間などにぜひやってみてください。
肩回し
1)椅子に座った状態で肩に手を当てます
2)大きく肘を回します
注意:猫背姿勢になりやすいため正しい姿勢を意識して行いましょう。
タオル体操
1)タオルを伸ばして両手に持ち、天井に向けてあげましょう
2)タオルを頭の後ろに下ろしましょう
注意:タオルを頭の後ろに下ろしたときに肘が体にくっつくことを意識して行いましょう。
AUTHOR
Ayaka
医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。
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