起きるのがつらくなる季節【朝の重だるい体がシャッキリ!】ご機嫌な1日を過ごすための朝ヨガ2選
朝起きる時間に外が暗かったり、寒さで布団から出られなかったり…。「朝の体が重だるい」と感じている人におすすめのヨガポーズをご紹介します。朝に体を伸ばして、元気に1日を過ごしましょう!
朝に体を動かすことのメリット
朝起きて体を動かすことは、以下のようなメリットが得られます。
・基礎代謝と免疫力のアップ
体温が下がると、基礎代謝と免疫力も落ちます。体を伸ばすことで、血の巡りが促され、体温が上がりやすくなります。
・筋肉がほぐれる
日中の活動量と比べると、就寝中は寝返りをうつ程度なので、筋肉や関節の動きが少なくなります。朝起きて体を動かすことで、こわばった筋肉をほぐすことができます。
・活動がしやすくなる
就寝時は「副交感神経」が優位になります。日中は、「交感神経」が優位になることが好ましいので、朝に体を動かすことで、活動スイッチが入りやすくなります。
朝のストレッチで気をつけたいこと
朝は、筋肉がこわばり、関節の可動域が狭くなっています。強度の高い動きを行ってしまうと、筋肉を痛めてしまう可能性があります。ゆったりと呼吸をしながら、少しずつ可動域を広げるストレッチ系がおすすめです。
寝起きの体を起こす朝ヨガ2選
こわばった背中の筋肉をほぐす、朝におすすめのヨガポーズを二つご紹介します。
キャットアンドカウのポーズ
①四つ這いになります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。
②両手で床を押しながら、おへそを覗き込み、背中を程よく丸めます。
③顔を真正面から斜め上方向に向け、背中を程よく反らします。
④背中を丸めるときは、息を吐き、背中を反らすときは、息を吸います。呼吸に合わせて、5回ほど行いましょう。
針の糸通しのポーズ
キャットアンドカウのポーズで、背中がほぐれてきたら、さらにほぐしを深めていきましょう!
①四つ這いのポーズになり、左手と左ひざの間に、右手を通します。お腹からねじり、肩を床に近づけます。
②右の背中の筋肉の伸びを感じましょう。きつい人はこここでキープ。もう少し動ける人は、左手を頭の上にまっすぐ伸ばしましょう。
③ゆったりと呼吸をしながら、30秒ほどキープをします。反対側も行いましょう。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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