〈40代50代の体型維持に必要なこと〉ぽっこりお腹をペタンコにする!体幹を鍛える椅子エクサ

 〈40代50代の体型維持に必要なこと〉ぽっこりお腹をペタンコにする!体幹を鍛える椅子エクサ
AdobeStock
須藤玲子
須藤玲子
2024-07-28

今回は、体型維持が難しくなってきた、40代50代の女性におすすめのエクササイズをご紹介!ターゲットは、加齢と共に弱くなりがちな体幹部分です。椅子に座ってできるので、余分な体力を使わず、効かせたいところにしっかりアプローチできます。最近体型が変わってきた…。ぽっこりお腹を凹ませたい!そんなあなたの悩みを解決するエクササイズです。

広告

体幹を鍛えるメリットとは?

体幹とは、手脚を除いた胴体部分のこと。主に腹筋や背筋、更に深層部にあるインナーマッスルのことを指します。40代、50代になって体力の衰えを実感するようになった時、体幹を鍛えることでどんな効果が期待できるのでしょうか?

1疲れにくくなる

体幹が強くなると、胴体部分でしっかり体を支えることができるようになります。手、脚、関節にかかる負担が軽くなり、筋肉疲労の軽減に効果的!翌日まで残るような疲労感から脱却できます。年齢を重ねるごとに疲れやすくなったと感じている人こそ、体幹を鍛える必要があるのです。

2姿勢がよくなる

姿勢を整えるメリットもあります。体幹が強くなると重力に負けない体になり、猫背や反り腰など、不調や体型の乱れに繋がる要因をブロックできるように。姿勢は若さのバロメーターです。老けて見られがちな人は、まず体幹に意識を向けましょう!

3お腹が引き締まる

体幹部分、つまりお腹まわりの筋肉は、日常ではそれほど使う機会がなく、意識しないとすぐ弱くなる部分です。お腹に脂肪が付きやすいのはそのためで、体幹を意識的に鍛えることで、ぽっこり膨らんだ下っ腹を効果的に引き締めることができるのです。

ぽっこりお腹をペタンコにする!体幹を鍛える椅子エクサ

椅子に座って行うエクササイズです。足が床につく、安定して座れる椅子を用意しましょう。

やり方

1)腰幅から肩幅程度に足をひらき、姿勢を整えて椅子に腰かける

2)両肘を抱えて上体を前に傾ける。肘を腿の上に乗せ、背筋を伸ばす

両肘を抱えて腿に乗せ、背筋を伸ばして前傾させて椅子に座った体勢
Photo by Reiko Sudo

3)お腹を軽く引きこみ、息を吸って抱えた肘を頭上に引き上げ、吐きながら肘を下す。呼吸とともにゆっくり5回行う

椅子に座り、抱えた両肘を上下に動かして体幹を鍛えるエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

4)最後に、抱えた両肘を上げたま5秒キープする

5)両手を開放し、ゆっくり体を起こす

ポイント

ちょうどよい椅子がない場合は、床に座ったままでもOK!あぐらなどの楽な姿勢で座り、土台を安定させて行いましょう。
体幹を鍛えてお腹を凹ますエクササイズです。ポイントは、お腹の力を抜かないこと。腰が反れないように注意して、お腹の筋肉(腹直筋・腹斜筋・腹横筋)、インナーマッスルまで刺激を届けましょう。

体幹は、すぐに鍛えられるものではありません。徐々にお腹の筋肉が活性化され、効果はちょっとずつ出てきます。焦らずに、まずは無理のない回数から始めましょう。何よりも習慣化することが大切ですよ!

広告

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

両肘を抱えて腿に乗せ、背筋を伸ばして前傾させて椅子に座った体勢
椅子に座り、抱えた両肘を上下に動かして体幹を鍛えるエクササイズ
〈40代50代の体型維持に必要なこと〉ぽっこりお腹をペタンコにする!体幹を鍛える椅子エクサ