50代になったら抗重力筋を鍛えよう!体幹強化&ぽっこりお腹を解消するアンチエイジングエクササイズ

 50代になったら抗重力筋を鍛えよう!体幹強化&ぽっこりお腹を解消するアンチエイジングエクササイズ
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須藤玲子
須藤玲子
2024-06-30

50代になり急に疲れやすくなった…、加齢と共に姿勢が悪くなり気づけばお腹がぽっこり…。今回はそんなあなたにおすすめ!姿勢を保つ筋肉=抗重力筋を鍛えて重力に負けない体を作る、アンチエイジングエクササイズをご紹介します。

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抗重力筋とは

抗重力筋
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抗重力筋とは文字通り重力に抗う筋肉。具体的には、首、背筋や腹筋、お尻や脚などで、姿勢を正しく保つために働いています。体幹部分も含まれており、お腹のたるみ予防や解消など体型維持にも関わる筋肉です。

抗重力筋が衰えるとどうなる?

座っている時、立っている時、寝ている時でさえ、私たちは重力の影響を受けています。抗重力筋は加齢と共に衰えやすくなると言われており、抗重力筋の筋力が弱くなると猫背になったりお腹がぽっこりしたり体型の維持が難しくなるだけでなく、凝りや痛みなど、様々な不調につながることもあります。

歳を重ね、体型の悩みや不調が出てきたと感じている今こそ、いつまでも美しく健康でいるためには抗重力筋を鍛える必要があるのです。

重力に負けない体を作るアンチエイジングエクササイズ

今回のエクササイズは四つ這いの姿勢で行うのですが、お腹・背中・お尻・太腿・ふくらはぎなど、大きな筋肉にしっかりアプローチするエクササイズです。体幹部分の力が抜けると体が左右に傾きやすくなるので、お腹を引き込む意識も忘れずに!体幹を意識しながら強い軸を保ち、抗重力筋を鍛えましょう!

<やり方>

四つ這いの姿勢
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1)手足を肩幅、腰幅にした四つ這いになる。お腹の力を抜かないように軽く引き込んでおく

四つ這いの姿勢から片足を浮かせて伸ばした体勢
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2)片方の足を後ろに引き、太腿が床と並行になる高さまで浮かせる。骨盤が傾かないように注意しながら、かかとを突き出して下腹部から脚全体を長く伸ばす

四つ這いから対角線状の手足を浮かせ前後に伸ばした体勢
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3)バランスが取れたら足と対角線状の手を床から浮かせ、床と並行になる高さで前に伸ばす

四つ這いから対角線状の手足を浮かせ、床と並行の高さから引き上げて前後に伸ばした体勢
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4)息を吸いながら床から浮かせた手足をもう少し高い位置に引き上げる

四つ這いから対角線状に手足を浮かせて伸ばし、床すれすれに下した体勢
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5)息を吐きながら手足を床すれすれまで下す

6)姿勢を保ちながら、呼吸と共に4)と5)の動きを10回繰り返す

7)手足を入れ替えて反対側も同様に行う。

呼吸を止めずに行うことがポイントです。小さな動きで構わないので体がブレないように注意しましょう。

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須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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四つ這いの姿勢
四つ這いの姿勢から片足を浮かせて伸ばした体勢
四つ這いから対角線状の手足を浮かせ前後に伸ばした体勢
四つ這いから対角線状の手足を浮かせ、床と並行の高さから引き上げて前後に伸ばした体勢
四つ這いから対角線状に手足を浮かせて伸ばし、床すれすれに下した体勢
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