エアコンの冷えからくる肩こりを解消!背中の伸び縮みエクササイズ
毎日暑くエアコンが欠かせない季節がやってきました。ずっとエアコンの風に当たっていて体調を崩していませんか?冷房が効いた部屋にいると体が冷え、肩がカチカチに固まりがち…。そこで今回は冷え切った肩まわりの筋肉を伸び縮みさせて肩こりを解消するエクササイズをご紹介します。
エアコンの風が体を冷やし、肩こりの原因に
年々気温が高くなり、夏の間はエアコンが欠かせないですね。エアコンがない部屋で過ごすことはできないですが、エアコンがかかっている部屋に長時間いると体が冷え切ってしまい、足腰の冷えの他にも体のだるさや疲労感、食欲不振、便秘、下痢といった胃腸の不調などにつなげるケースもあります。
そして、実は体が増えることは肩こり・首こりの原因でもあります。デスクワークで冷房が効いた部屋に長くいるにも関わらず、体を動かす機会も少ない方は特に夏の肩こりに悩まされることもあるでしょう。
筋肉を伸び縮みさせることが肩こり解消の鍵!
首肩が凝っていると「ストレッチして筋肉をゆるめよう」と考えてしまいがちですが、実は筋肉をゆるめるだけでは凝りは解消されません。なぜなら、血流悪化もこりの原因の一つだからです。マッサージやストレッチをしているのに肩こりが解消されない…と感じている人は特に、筋肉を縮ませるエクササイズをやってみましょう。
例えば、長時間パソコン作業をしていたり、座り続けていたりと首肩を動かしていない状態が続いた後に首肩のこりを感じやすいと思いますが、こんな時は筋肉が伸びも縮みもしていない状態が続いた影響で血流が悪くなっています。ですので、ストレッチをして筋肉をゆるませるだけではなく、しっかりと筋肉を伸び縮みさせることで血流が良くなり、冷えもこりも一気に解消されます。
筋肉の伸び縮みを意識して動かしていると、その時感じた肩こりが解消されるだけでなく筋肉の質が良くなり、肩こりを感じない疲れを溜めにくい体へと変わっていきますよ。
エアコンの冷えからくる肩こりを解消!背中の伸び縮みエクササイズ
背中の筋肉は体の中でも大きな筋肉が集まっていて、大きな筋肉を動かすことで効率よく血流を促すことができます。そこで今回は背中の筋肉を動かすエクササイズをご紹介します。
<やり方>
1)息を吸いながら、肩を耳につけるように両手を上げます。背中の筋肉の伸びを感じる程度でOKです
2)息を吐きながら、肩を下げ、背中の筋肉を縮めるように意識しながら両手を横から下ろします
3)この一連の動作を5〜10回連続で行います。動作が速くなりすぎないように背中の筋肉の伸び縮みを感じながら行いましょう
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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