巻き肩、太い首、肩こりはすべて「寝相」が原因?お悩みを一気に改善する超簡単〈痩せストレッチ〉

 巻き肩、太い首、肩こりはすべて「寝相」が原因?お悩みを一気に改善する超簡単〈痩せストレッチ〉
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miyuki
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2024-07-21

巻き肩や首が太く感じてる人、慢性肩こりや肩回りの痛みや背中&お腹太りを感じている方も多いと思いますが、普段どの様な寝方をしていますか?寝方の改善と就寝前や寝起きに行うだけで首や肩のコリが和らぎ、リンパが流れ、更にはお腹や背中周りも痩せやすくなるという万能かつ超簡単な痩せストレッチのご紹介です。

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横向き寝している人は要注意?

人の一生で約1/3もの時間が睡眠時間といわれていますが、多くの時間を使っている睡眠中の習慣で、体に不調を起こしてしまっている事もあります。
枕の高さややベットの硬さが合わなくて体が痛い場合はすぐ気が付きやすいのですが、寝相が原因で起こっている不調はじわじわと蓄積されて症状が出る事が多いのでなかなか気が付きにくいです。

とくに、巻き肩や首の太さや片方だけの肩こりを感じている人が「横向き寝」の姿勢で寝ていたら要注意! 横向き寝は脱力しリラックスしやすい姿勢でもあるのですが、片方の肩や肩甲骨が圧迫される為、長時間そのままでいると体に負担をかけてしまっている事も。また、体が下側になっている方の奥歯を食いしばりがちなので、歯ぎしり癖のある人が横向き寝で寝ている場合は、大抵下になっている奥歯で歯ぎしりが起きているので、その方向の首に力が入り首の張りや疲労物質の蓄積しやすくなります。

たとえリラックスしての横向き寝でも、長時間だと下になっている肩は内側に丸まっている状態で首や肩甲骨には大きな負担をかけている可能性が高いです。日中デスクワークで前かがみの巻き肩姿勢でいる事が多い人が、寝ている時まで肩や首周りに負担がかかっていたら悪循環でしかありません。

姿勢を正しやすくするストレッチがなぜ大切なの?

横向き寝の状態や猫背でいる時にはローテーターカフや腕、肩周りの筋肉は使われにくくなり硬くなります。それが痛みの発生の原因になったり、悪い姿勢に繋がります。肩関節の可動域や胸筋の可動を狭めることにもなるので、悪循環になることも。

寝ている時の無意識な習慣を完全に治すのは時間はかかりますが、予防や改善に大切なストレッチはすぐに行えます。
就寝前や寝起きに行える簡単ストレッチと、少し多めに時間をとって行う巻き肩改善に繋がる肩周りを多く使うストレッチ&トレーニングのご紹介です。今回のストレッチは背面やデコルテ回りウエスト等多くの筋肉が使われ、リンパの流れの活性化にも繋がります。更に肩甲骨周りに多く存在する脂肪を燃焼しやすい細胞も刺激されるのでメリット大。辛くないのに効き目が多い超簡単痩せストレッチを是非お試し下さい。

上半身筋肉
イラストAC

痩せストレッチのやり方

Step1
マットや床に骨盤や姿勢を正せる様に座ります。脚は胡坐以外でも大丈夫なので骨盤を起こせる姿勢にしましょう。左の手を体の横についたら、左の手を見て右手は耳の横へ伸ばします。

Step2
息を吸って腕を頭上の斜め上に伸ばしたら、吐くタイミングで肘を曲げウエストと肘を近づけます。これを左右10回ずつ繰り返しましょう。肘を曲げた時の手のひらは肩より後に引けたら挑戦してみて下さい。

痩せストレッチ
photo by miyuki

動画で確認されたい方はこちらから↓ 

 

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miyuki

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ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。



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