【1分で首と肩の張りが取れる】疲れに効く!ガチガチ肩甲骨がふにゃふにゃになる「肩甲骨ストレッチ」
座りっぱなしの姿勢が続いたり、崩れた姿勢で過ごしていると、気になってくるのが首や肩周りの張り。首から背中上部にかけての筋肉は、普段から頭や腕を支えているため、負荷がかかりやすい場所です。首や肩が張ったまま放置しておくと、身体にさまざまな不調を及ぼす原因になりかねません。1分でできる肩甲骨ストレッチをぜひお試しください。
首と肩の張り…原因は背中にあり!?
長時間同じ姿勢で仕事をしていると、つらくなってくるのが肩や首の張り。多くの場合、その原因は肩そのものではなく背中上部についている筋肉からきている可能性が考えられます。一生懸命肩をもんでも改善しないという場合は、一度背中の筋肉にも着目してみましょう。
僧帽筋
首の後ろから肩、背中の上部にかけて左右対称に広くついている筋肉です。大きな筋肉の集まりで、上部、中部、下部と位置によって働きが少しずつ変わってきます。主に頭部を支えたり、肩甲骨の可動に深く関わっている筋肉です。僧帽筋が緊張すると、首から肩、背中上部にかけて広い範囲でコリを感じることがあります。
菱形筋
背骨から左右の肩甲骨にかけてついている筋肉で、僧帽筋よりも深い場所にあるインナーマッスルです。主に肩甲骨同士を寄せたり引き上げたりなどをする際に働きますが、デスクワークなどで手が身体の前側にある状態が長時間続くと、肩甲骨同士が開かれるように外側へ引っ張られるため筋肉に負荷がかかり、緊張する原因となります。これが巻き肩や猫背の原因となります。
僧帽筋や菱形筋をほぐすメリット
・肩こり、首こりの解消
・姿勢改善
・肩甲骨の可動域が広がる
・背中の引き締め
・いかり肩の緩和
・デコルテがキレイに見える
首と肩が軽くなる「肩甲骨ストレッチ」
①四つ這いの姿勢になります。
②左腕を右脇の下へ潜らせ、左の肩とこめかみを床へつけます。この時、なるべく左の肩を奥に入れましょう。
③軽くあごを引きながら右手を顔の前につき、手で床を押しながら胸をなるべく右側へ開きます。お尻は真ん中にある状態をキープするとより効果的です。反対側も同様に行いましょう。
動画で動きを確認したい方はこちら
【10分】肩、首から背中にかけての緊張を一気に解消!コリがやわらぐストレッチ
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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