40代50代の二の腕・背中・脇・腰のたるみをまとめて解消!背骨と肩甲骨を動かす簡単椅子エクサ

 40代50代の二の腕・背中・脇・腰のたるみをまとめて解消!背骨と肩甲骨を動かす簡単椅子エクサ
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須藤玲子
須藤玲子
2024-06-24

加齢とともに脂肪がつきはじめる二の腕や背中。さらに、脇のはみ肉や腰回りの浮き輪肉など、今回は上半身のたるみ解消を目指すエクササイズのご紹介です。40代、50代になり体型の変化が気になり始めた人におすすめ!椅子に座ったままできる簡単なエクササイズです。

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【40代・50代】体がたるむ原因と予防対策

たるみの主な原因は、運動不足や加齢により筋肉が衰えること。また、筋肉そのものだけでなく皮膚も同様です。表面の張りも失われ、体全体にたるみが生じるのです。

これは、普段から体を動かしている人にも当てはまること。加齢と共に代謝が落ちるため、以前を同じように動いているだけでは体型をキープできません。つまり、たるまない体を維持するためには、代謝を上げる対策を取り入れながら、筋肉を鍛えることが大切なのです。

肩甲骨・背骨を動かして代謝UP!二の腕・背中・脇・腰のハミ肉を解消する椅子エクサ

背骨と肩甲骨をしっかり動かすことで、代謝を高めながら行うエクササイズです。加齢と共にたるみやすくなる上半身をまとめてスッキリ!椅子に座って行うので、運動が苦手な人でも無理なくできますよ。

やり方

1)椅子に浅めに腰かける。骨盤を立て、お腹を軽く引き込みながら背筋を伸ばす

2)息を吸い、手のひらを下にして両手を前に伸ばす。肩・肩甲骨を下し、腕の位置は肩の高さでキープする

椅子に座り、肩の高さで両腕を前に伸ばした体勢
Photo by Reiko Sudo

3)息を吐き、骨盤を後ろに傾け、背骨を丸めながら視線をおへそに向ける。肩甲骨を左右に大きく開くことを意識し、更に指先を遠く前に伸ばす。腕は肩の高さでキープする

椅子に座り、両腕を肩の高さで前に伸ばし、肩甲骨を左右に開いて背中を丸めた体勢
Photo by Reiko Sudo

4)息を吸って視線を正面に向け、2の位置に戻る

5)息を吐きながらお腹を軽く引き込み、肘を曲げて後ろに引く。肘は肩の高さでキープする。肩を下して肩甲骨を寄せ、背中・二の腕・腰回り全体をキュッと引き締める

椅子に座り肘を曲げて肩の高さで後ろに引きながら肩甲骨を寄せた体勢
Photo by Reiko Sudo

6)深い呼吸と共に2~5の動きをゆっくり5回くりかえす

ポイント

肩甲骨をしっかり動かすことで、代謝を上げる効果が期待できます。開いて寄せる動きを丁寧にじっくり行いましょう。
肩や肩甲骨が上がったり、肘を後ろに引く時に猫背になったりすると呼吸が浅くなり、肩甲骨の動きも鈍くなります。代謝が上がらないだけでなく、二の腕や背中の筋肉が十分に使えないため、引き締め効果も半減します。深い呼と共に、正しい姿勢で行うことが一番大切なポイントです。

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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椅子に座り、肩の高さで両腕を前に伸ばした体勢
椅子に座り、両腕を肩の高さで前に伸ばし、肩甲骨を左右に開いて背中を丸めた体勢
椅子に座り肘を曲げて肩の高さで後ろに引きながら肩甲骨を寄せた体勢