やり方次第で効果に差が出る【くっきり鎖骨のデコルテ美人】を手に入れる座ったまま「肩甲骨ほぐし」
鎖骨が埋もれて、なんとなくぼやけてしまっているデコルテエリア……。もしかしたら姿勢の悪さが原因かもしれません。くっきり鎖骨のためにアプローチすべきポイントと、座ったままできる簡単ストレッチをご紹介します。肩こり解消などのメリットもあるのでぜひ実践してみてください。
鎖骨が見えないのはなぜ?アプローチしたいのは「肩甲骨」
くっきり浮き出た鎖骨や、華奢な肩のラインが強調されたデコルテエリアは憧れますよね。デコルテ周辺がぼんやりする大きな原因として、元々の骨格が関係する場合以外に、2つのことが考えられます。1つ目は「皮下脂肪が厚い」こと、2つ目は「姿勢の悪さ」が考えられます。今回は姿勢の悪さを補正して、すっきりとしたデコルテを作る方法をお教えします。
キレイな鎖骨を作る「肩甲骨の動き」
キレイなデコルテラインを出すには、「肩甲骨」がポイントとなります。肩甲骨は鎖骨と繋がっているため、肩甲骨の動きは鎖骨にもそのまま影響します。肩甲骨周辺の筋肉を柔軟にすることで肩周りのラインが出やすくなったり、猫背や巻き肩が解消され埋もれた鎖骨がくっきりと出てきます。
さらに肩甲骨をストレッチすると、周辺の筋肉が動きやすくなり、脂肪燃焼の効果も高まります。
肩甲骨周辺の筋肉が硬くなるのはこんなとき
筋肉は動かさず使わないでいると血行が悪化し、硬くなってしまいます。中でも猫背などの崩れた姿勢が続くと姿勢を正しく保つための筋力が使われず、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなります。猫背や巻き肩姿勢が続き、肩甲骨同士が開いた状態で周辺の筋肉が硬くなると、デコルテラインがぼやけるだけでなく、胸の筋肉が縮み、血流が滞ってバストダウンの原因にもなります。
肩甲骨ストレッチにはメリットいっぱい!
肩甲骨周辺のストレッチは、デコルテをキレイに見せる以外にもたくさんのメリットが得られます。
・姿勢改善
・肩こり、首こり、背中のこり解消
・スマホ首改善
・背中痩せ
・バストアップ
座ったままできる!デコルテ美人のための肩甲骨ストレッチ
肩回しストレッチ
①床や椅子に座り、両手の指先を軽く両肩にあてます。
②腕を引き上げながら大きく背泳ぎの方向へ肩を回します。なるべくひじが遠くを通るように意識して、大きく回しましょう。
肩甲骨はがしストレッチ
①両腕を横へ大きく開いて、背中に手を回し右腕が上になるように自分をハグします。両手の指先が肩甲骨の内側に触れるくらい、なるべく両腕を深く回しましょう。
②ひじを絡めたままひじから先を垂直に立て、腕を絡ませて両手を合わせます。
③両手をくっつけたままひじを上下に数回動かして肩甲骨を緩めます。
④両ひじを肩の高さまで上げて、胸は正面に向けたままひじだけを左に移動します。顔は右側を向き、右の肩甲骨内側がじわじわと伸びるのを感じます。肩甲骨の内側へ呼吸を送るイメージで数秒キープします。反対側も同様に行いましょう。
肩甲骨寄せストレッチ
①背中に両手を回し指を絡めて、手の甲を腰に当てます。
②両ひじを後ろで引き、肩甲骨を寄せます。ひじを引いたり戻したりする動きを数回繰り返しましょう。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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