ストレスにも性格がある?あなたのストレスタイプとおすすめのヨガ
「ストレス社会」を生き抜かなければいけない現代。でも、何事も頑張りすぎたり、嫌なことを我慢しすぎたりしていると、いずれ身体や心に大きな影響を及ぼします。ストレスが身体や心の病気に大きく関わっているのはご存知だと思いますが、最近の研究では、ストレスにも性格と行動パターンがあり、それによって引き起こす病気が違うことも分かってきました。この記事では、あなたのストレスタイプをチェックし、オススメのヨガ流派をお伝えしていきます。
タイプA行動パターン
A型性格とも呼ばれます。フリードマンとローゼンマンが注目した、心臓疾患の患者に特徴的な行動パターンのことです。とにかく前に前に進んでいく、パワフルな人が多いのが特徴。
<性格や行動>
・競争心が強く負けず嫌い
・並んで待つのが嫌いなのでイライラする
・気性が激しい
・責任感が強い
・時間が経つのを忘れるほど仕事に熱中する
・朝から夜まで、休日も返上で仕事をする
・怒りっぽく、家庭や仕事場でも怒鳴ったりすることがある
・相手の話し方が遅いと先回りして話したりする
いわゆるアグレッシブかつアクティブな性格が特徴。とにかく暇なことが苦痛なため、次から次へと予定を入れることも。なので、呼吸は浅めで血圧や心拍数も高くなりやすいと言われます。仕事が忙しくてもストレスを感じないので、オーバーワークになっていても気づかないことも。しかし、「正義感の強さ、任務遂行力」が高いので、A型性格の人たちのおかげで、仕事の効率や生産性が保たれるのも事実なのです。
タイプA行動パターンにオススメのヨガは?
A型性格は、遺伝的な要因もありますが、環境を変えることで激しさが緩和されることがあります。そして、「競争しない」環境を作ることがオススメ。
そんなA型性格の人にオススメのヨガは、自分の身体や呼吸に意識を向けていくハタヨガや、道具などを用いて自分のペースで行っていくアイアンガーヨガ。また、リストラティブヨガなどのリラックスする時間を作るヨガもオススメ。
タイプC行動パターン
タイプA行動パターンのように、積極的でガムシャラな人たちがいる一方で、周囲との摩擦は極力避けて平和にいたい人たちもいます。それが「タイプC行動パターン」です。
<性格や行動>
・意見がぶつかったら引いてしまう
・仕事よりも大事なものがある
・頼まれたら何でも引き受けてしまう
・Noと言えない
・感情は抑えて過ごしている
・仕事は比較的のんびりやるタイプ
・量より質で評価してほしい
いわゆる「いい人」という印象を受けやすいタイプCですが、実はその心の内には、敵意や怒りなどの激しい感情を潜めているという説があります、人とぶつかることがとにかくストレスになってしまうC型の人たちは、自分の表現を抑えるという方法がクセになっているので、激しい感情は自分の中で押さえ、それが自分を攻撃してしまうことでガンを引き起こすと考えられています。
タイプC行動パターンにオススメのヨガは?
自分の事よりも周囲のことを気にしてしまいがちなC型性格。プライベートでは自分自身を開放することに意識を向けること、また、日頃感じているストレスや感情の発散させることがポイント。
そんなC型性格の人にオススメのヨガは、「動く瞑想」と呼ばれるヴィンヤサスタイルやフローヨガ。躍動感があるヨガを行うことによって、周囲を気にせず自分の世界に入り込んでみると良いかも。また、パワーヨガのようなエクササイズ要素の強いヨガで汗をかき、もやもやとした気持ちをデトックスするのもおすすめ!
ストレスのタイプや行動パターンによって対処法が違うことをお伝えしました。でも大切なのは、自分に合ったライフスタイルや発散方法を見つけていくこと。ストレスが病気に変わってしまう前に、今一度自分と向き合っていきたいものですね。
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