40代・50代老け見えの原因は〈二の腕のたるみ〉？座ったまま二の腕を引き締める簡単タオルエクサ

二の腕がたるむのはなぜ？

二の腕がたるみ、たぷたぷになるのはなぜでしょうか？考えられる主な原因は２つあります。

１筋力の衰えによる脂肪の蓄積

元々、二の腕の筋肉（上腕三頭筋）は、力こぶの筋肉（上腕二頭筋）に比べ、普段の生活では使われる機会が少ないと言われています。

そのため、日ごろの運動不足が積み重なると、どんどん衰えが加速。加齢と共に皮膚もたるみやすくなるため、放置すると、気づいたときには二の腕がたぷたぷに…。

２姿勢の乱れによる老廃物の蓄積

猫背や巻き肩など、姿勢の乱れも原因のひとつです。猫背になると、背中や肩の筋肉が働かないため、繋がる二の腕の筋肉も使われない状態が続きます。更に、鎖骨や脇のリンパ節が圧迫されてリンパの流れが滞ります。巡りが悪くなって老廃物が溜まり、脂肪が溜まり始めるのです。

たぷたぷの二の腕を引き締めよう！上腕三頭筋を鍛えるタオルエクササイズ

座ったままできる簡単なエクササイズです。持ちやすいタオルを用意してさっそく始めましょう！

やり方

１）膝を腰幅程度に開いた正座で座る

２）手のひらを下に向け、両手を肩幅にして脇を締める。背中の後ろでタオルを持って肩を開く。腕を体側に沿わせ、肘を伸ばす

３）背筋を伸ばしたまま、股関節から上体を前に傾ける。おなかを軽く引き込み、体幹も意識。猫背にならないように注意する

４）タオルをピンと張ったまま肘を伸ばし、ゆっくり腕を後ろに引き上げる

５）腕を上下に動かし、二の腕の筋肉（上腕三頭筋）をしっかり刺激する（10回繰り返す）

６）腕を引き上げたところで動きを止め、深い呼吸と共に10秒キープする

ポイント

タオルを持つ幅は肩幅をキープ。脇を締め、二の腕と共に背中の筋肉も使いましょう。姿勢が乱れると十分な効果が出ません。肩や背中が丸くならないように、下腹部（体幹）を意識することが大切です。腕を上げる角度は無理のない範囲で大丈夫。

もし、正座の体勢がきついと感じる場合は、背もたれのない椅子に座って行います。深い呼吸と共に、二の腕に意識を向けながらやってみましょう。また、40代以降の女性は、ホルモンバランスの乱れから脂肪の蓄積に繋がることもあります。まずは、無理なくできることからトライしてくださいね。