「メリットだらけのタオル回し」巻き肩&猫背改善、バストアップ、二の腕痩せ…超簡単な万能肩エクサ
巻き肩や猫背改善のストレッチは気持ちいいんだけど姿勢改善の効果がなかなか出ない。という人は、もしかしたら、肩のインナーマッスルが低下し姿勢を保持できなくなっているかもしれません。タオルを回すだけで肩のインナーマッスルを鍛えられて姿勢改善、バストアップ、二の腕引き締め、お腹痩せ等にも繋がるメリットだらけの簡単エクササイズのご紹介です。
姿勢維持にはローテーターカフを鍛えるのがポイント
巻き肩や猫背姿勢で一日中過ごしている人は、胸を開くストレッチを行う事でとてもスッキリすると思います。でも気がついたらまた長時間悪い姿勢でデスクワークをしてしまっていた…という方も多いと思います。
固まった状態をストレッチで伸ばしてほぐすのはとても大切ですが、長時間崩れた姿勢で日々過ごしていると、姿勢を保持する筋肉が使われず弱ってしまいます。
どちらか片方だけ巻き肩の場合は、上半身が捻れて引っ張っている状態が続くので、背骨だけではなく腰や骨盤の歪みに繋がり、下半身の重心にも影響してしまう事もあります。
猫背の場合も、骨盤が後傾になりやすく、ふくらはぎにも大きな負担がかかり足が太くなってしまう事もあります。
姿勢を保持する時には抗重力筋が使われますが巻き肩&猫背の人は肩関節周りが固まっている事で、抗重力筋の頸部の筋肉と背面の筋肉が使われにくくなり、姿勢を維持できない状態になります。その為、肩関節周りのインナーマッスルを鍛える事で頸部と背部の筋肉を正しく使われる様にする事がポイントとなります。
巻き肩&猫背の人が弱い部分とは?
猫背や巻き肩の人は肩関節周りの筋肉全般の動きが悪く、改善には様々なアプローチ方法がありますが、今回は特に2つの筋肉をクローズアップして改善に繋がるエクササイズのご紹介です。
一つ目は鎖骨の内側にある棘上筋。棘上筋の先は腱板になり、腕の骨へと繋がっています。その為、棘上筋が硬く弱くなると腕の動きを大きく左右し、腕が上がりにくい周しにくい事が起こります。その時に肩の三角筋に違和感を感じる事があるのですが、その部位だけではなく腕を動かすのに必要な棘上筋と肩腱板の硬さが要因の場合もあります。
もう一つは肩甲骨を支えている菱形筋です。肋骨の上に菱形筋があり、更にその上に肩甲骨が乗っている状態なので巻き肩&猫背では菱形筋の動きも悪くなります。この2つの筋肉を中心に鍛えると関連する肩関節周りの筋肉も一緒に動き、姿勢を維持するのに必要な筋肉が強くなります。
今回のエクササイズは、立ってタオルを振る事で肩関節周りだけでなく抗重力筋全般が鍛えられて、お腹引き締め、バストアップ、二の腕引き締めにも繋がる簡単で超万能エクササイズです。
超万能タオル回しのやり方
Step1
右手に細長いタオルを持って、姿勢を正して立つ姿勢からスタート。脚は肩幅にして右の脇を閉めて肘を直角にしたらお腹を引きあげます。
Step2
Step1の姿勢からタオルを外回しに10回、内回しを10回まわします。逆の手に持ち替え同じことを繰り返しましょう。肘を脇腹に付けて固定して肘を回す意識をしながら行って下さい。
動画で確認したい人はこちらから↓※タオルエクササイズは5分50秒からとなります。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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