衝撃【日本人の9割がストレートネック?】前側を伸ばすだけ!どこでも簡単「首位置を戻すストレッチ」
スマホやパソコンが生活から切り離せない時代になって随分経ちます。知っていますか?日本人の9割が「ストレートネック」だと言われていること。ストレートネックになると、そこからさまざまな不調に繋がってしまいます。仕事や家事の合間にできるお手軽な改善ストレッチをご紹介します。
ストレートネックとは?
ストレートネックとは首がまっすぐになっていること。「そもそも首ってまっすぐなものじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
本来、私たちの首の骨は背骨と同じくカーブを描いています。カーブをしている理由は、頭の重さを支えるためです。頭の重さは体重の約1/10の重さがあります。体重50kgの人なら約5kg、ボーリングの玉くらいの重さがあるのです。
首がカーブしているおかげで、重い頭が身体の真上に位置することができ、首や肩の筋肉は必要最小限の力で、頭を支えることができるのです。
ストレートネックは、大事な首のカーブがなくなり首の骨がまっすぐな状態で固定化してしまった状態のこと。そうすると常に頭が前に出た形となり、頭の重さを支える首や肩に大きな負担がかかってしまいます。
あなたは大丈夫?ストレートネックセルフチェック
壁にお尻と背中をつけて立ちましょう。後頭部・肩甲骨・お尻・かかとの4箇所が自然に壁にくっついているかをチェックします。
後頭部が壁から浮く、無理をしないと壁にくっつかない、という場合は、ストレートネックになっている可能性が高いです。
ストレートネックになる原因
ストレートネックになる原因は、首がまっすぐになるような姿勢を長時間続けていることにあります。
長時間のデスクワークや、パソコンやスマートホンを長時間見続けていると、腰や背中が丸まり、自然と首が前方に移動。頭が前に突き出た姿勢になっています。この姿勢がストレートネックを作る原因となります。
ストレートネックの予防・改善策は?
日常の姿勢を正しく保つことを心がけましょう。他には、ストレートネックによって硬くなってしまった首や胸の筋肉をストレッチすることで、肩や頭の位置を良い姿勢に導くことができます。
隙間時間にできる!ストレートネック改善ストレッチ
①胸の前に両手を重ねておき、胸郭を少し下げます。
②あごを斜め上に向けて首の前側を伸ばし、ゆっくり5呼吸します。
③両手を後頭部に置いて、あごを斜め上に向け胸を開き、ゆっくり5呼吸します。首の前側が伸びているのを感じましょう。
動画でも確認できます
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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