ガチガチに硬い股関節に効く!みるみる股関節が柔らかくなる【クッション使ったゆるほぐしストレッチ】
「身体が硬いからストレッチは苦手」という人必見! クッションを使うことで、無理なく股関節の柔軟性をアップするヨガストレッチをご紹介します。
股関節が硬いと周辺の筋肉も硬くなる
股関節は歩く、走る、立つなどの多くの動きに関与しています。また上半身を支え、骨盤、大腿骨と結合しながら下半身の動きを安定させる役割も担っています。
運動する機会が少ない人や、長時間のデスクワークなどで座りっぱなしの姿勢が長い人は、股関節の可動域は狭まって硬くなっていきます。そうして股関節が硬くなると、股関節に関連する周囲の筋肉も硬くなってしまいます。
股関節の柔軟性を高めるメリット
●むくみ改善・疲労回復
股関節周りにはリンパ節や太い血管が集中しています。そのため股関節をほぐすことでリンパや血液循環が良くなり余分な水分や老廃物を流し、むくみの改善に繋がります。またリンパの流れや血液循環が良くなることで代謝もアップ。疲労回復効果もあります。
●腰痛・肩こり改善
股関節は衝撃を吸収し上半身への負担をやわらげるクッションのような役割があります。そのため、股関節が柔らかいと、歩く、走る、立つなどの動作時の衝撃を吸収するため、腰痛や肩こりがやわらぐというわけです。
●姿勢改善
股関節の動きが良くなると、骨盤が正しい位置に導かれゆがみの改善につながります。骨盤のゆがみが改善されると背骨のゆがみも改善されるので、姿勢美人になることができます。
【身体が硬い人向け】股関節の柔軟性がアップするヨガストレッチ
効果を出すための2つのポイント
股関節の柔軟性を目的としてストレッチする際は、骨盤を立てることが大切。骨盤を立てることで股関節がスムーズに動くので、ストレッチを行う際も伸ばしたい股関節周りの筋肉に効果的にアプローチすることができます。
もう1点。ストレッチをする際は心地よい範囲で行いましょう。私たちは常に脳内からの指令により体が反応します。そのため「ストレッチは痛い」という思考で行うと体がそう思い込んでしまって効果が出ないのです。「ストレッチは気持ちいい」「私の股関節は柔らかくなる」という意識で行うと、効果も変わってきます。
やり方
①あぐらの姿勢になり、左脚を一歩前に出します。身体が硬い人はお尻の下にクッションやブランケットを敷くと、骨盤を立てて行うことができます。
②身体を軽く揺らしながら、上半身を前に倒します。
③腕を左斜め前に伸ばして、身体をゆらゆら揺らします。同様に左斜め前も行いましょう。
動画で確認したい場合はこちらから
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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