【冬の肩こり悩み急増中!】気づくと寒さで肩がすくんでいる人に|血流をアップする僧帽筋ストレッチ
寒い冬になると悩む人が増えてくる「肩こり」。肩を回したり首を回したりしていったんは軽くなっても、すぐにこりがぶり返してしまうという人もいると思います。今回紹介するストレッチは、肩甲骨周りの筋肉をほぐして肩こりをすっきりさせるというもの。簡単な動作なので、動きを覚えればいつでも行えます。
ガチガチ肩こり…アプローチすべきは「僧帽筋」
僧帽筋とは首から両肩、背中にかけて存在する筋肉です。背中側の広範囲に及んでいて、上部、中部、下部の3つに分かれており、それぞれに役割があります。主に腕を上げたり肩をすくめたり、ひじを後ろに引くような動きで肩甲骨の動きをサポートしたり、首の動きにも深い関わりがあります。
僧帽筋に負担がかかると肩こりに
僧帽筋に負荷をかけ、緊張状態が続くと肩こりや首こりを感じるようになります。重い荷物を長時間肩から掛けたり、デスクワークなどで前かがみの姿勢を続けたり、寒さで肩をすくめた状態が続くと僧帽筋に負荷がかかり、筋肉が緊張してしまいます。
また、この状態を放置すると、身体のこりだけでなく、僧帽筋が盛り上がって首が短く見えたり鎖骨が平行でなくなるなどの見た目への影響も出てきます。ストレッチなどで僧帽筋をほぐしてこりを解消していきましょう。
僧帽筋をほぐすことのメリット
僧帽筋をストレッチすると血行が促進されます。血流がよくなると首や肩、背中のこりが軽減され、むくみや冷えの解消にも効果的です。むくみが取れることで背中の印象がすっきりするのもメリットのひとつ。また、筋肉の張りが緩和することで、肩甲骨を正しい位置に戻しやすく、姿勢も整いやすくなります。
このように、大きな筋肉の集まりである僧帽筋へアプローチすることは多くのメリットがあります。ぜひ僧帽筋ストレッチをぜひ試して見てくださいね。
実践!僧帽筋ストレッチ
①床や椅子に座り、一度両手を大きく横へ広げ、胸の前で両腕を深く交差させ、右腕の上に左腕を重ねます。
②交差させたまま両ひじを曲げ、両手の甲を合わせるか、届きそうであれば両手のひらを合わせます。息を吸いながら、ひじがほどけない範囲で両ひじを引き上げて胸を開きます。
③息を吐きながらひじをみぞおち方向へ引き込み、骨盤を後ろへ寝かせるイメージで背中を大きく後ろへ丸めます。この上下の動きを繰り返しましょう。腕の上下を組み替えて同様に行います。
動画で動きを確認したい方はこちら
バッキバキの背中がふんわり軽くなる!肩こり解消にもおすすめ【背中ほぐし】
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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