肩こりさんはむくみ顔&太い首になりやすい!胸鎖乳突筋を動かしてほっそり首になる気分爽快ストレッチ
マフラーや洋服でフェイスラインや首周りが隠れやすい時期ですが、冬場に起こりがちな悪習慣が首を太くし、顔をむくませてしまっているかもしれません。こうしたお悩みは胸鎖乳突筋のケアストレッチで改善しやすくなります。首や顔周りがスッキリする簡単ストレッチのご紹介です。
肩こりさんと太い首、顔のむくみの関係とは?
顔や首、肩(肩甲骨)は両サイドから筋膜で繋がっていて、連動して動く事が多い部分です。首から鎖骨を吊っている筋肉は胸鎖乳突筋といって横を向いた時に首に筋の様に出る太い筋肉。
鎖骨は肩関節や肩甲骨とも繋がっているので、肩を上げて耳と肩を近づける様にすると鎖骨の位置も上がります。力の入った肩や首には疲労物質が溜まりやすくなり、首や肩周りが張って太く見えたり血流悪化に繋がり顔がむくみやすくなってしまうのです。
肩甲骨を下げて正しい骨格で姿勢を保っていれば胸鎖乳突筋が上手に使われますが、お腹の力が抜けて姿勢が崩れると、胸鎖乳突筋が緩み、鎖骨を支える力も弱まります。寒い時やデスクワークで集中している時は肩甲骨が上がったまま過ごしてしまう事が多いので、気がつかないうちに肩こり&首や顔太りを起こさない様にケアしていきましょう。
首やフェイスラインをスッキリさせるポイントとは?
首の太さや顔のむくみは悪循環が重なり起こりやすいもの。
腹部のインナーマッスルが弱まる→姿勢が保ちにくくなる→肩甲骨が上がりやすくなる→鎖骨位置が上がる→首の筋膜が張り、疲労物質が蓄積→肩や首がこり、首が太く顔のむくみが起こる、という流れです。
首の太さを解消し顔のむくみを取りやすくするポイントは2つ。お腹のインナーマッスルを鍛え最低限姿勢のキープができる様にする事と、胸鎖乳突筋を使いやすい肩甲骨の位置を保つ事です!
姿勢や正しい骨の配列は簡単な様で日々継続するのはとても大変ですが、今回のストレッチは椅子でも床でも座りながら1分伸ばすだけ。是非行ってみて下さい。
首すっきりストレッチをやってみよう
Step1
マットや床に姿勢を正して座ります。あぐらでなくても割り座や正座など、ご自身がお腹を引き上げて姿勢を正せる座り方にしましょう。
両腕を床に向かって伸ばしたら息を吸って両肩を上げて耳に近づけます。次に吐きながら両肩を床の方へ引っ張りながら下ろします。これを3回繰り返します。
Step2
左手で左肩を触り肩を下げたら、右を向き首を回します。あごは右肩の少し手前にくるくらいで大丈夫です。右を向いたまま顎を上に向け下に向けて頷くような動きを5回繰り返します。
動画で確認したい人はこちらから↓
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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