マスク下で緩んでいたフェイスラインをシャープに!【時短1分半で小顔になる】胸鎖乳突筋ストレッチ
マイクを外す機会も増えてきて、顔周りが何かと気になるこの頃。フェイスラインをスッキリさせて小顔に!ついでに首こり肩こりも楽になる。それがなんと1分半で叶うんです。今日はそんな時短ストレッチのご紹介です!
小顔!首こり&肩こりも!カギは胸鎖乳突筋?!
胸鎖乳突筋ってどんな筋肉?
胸鎖乳突筋は耳の後ろから鎖骨の内側を走る太い筋肉です。主に首を上下に動かしたり、回したりするときに使います。頭蓋骨を支え、姿勢にも関わっている筋肉です。
硬くなる原因は?
一番の原因は姿勢の悪さと言われています。長時間に渡り、パソコンでのデスクワークやスマホ画面をみ続けることによって、顎を前に突き出した格好で猫背になることで、胸鎖乳突筋が硬くなります。
また、マスクの着用やリモートワークが増えたことなどの影響で、首を大きく動かして人と対話をする機会が減ったことも、胸鎖乳突筋はじめ、表情筋なども衰えやすくなった一因と言われています。
その結果、フェイスラインのたるみや顔の歪みが生じ、今もマスクが外せない!という方も少なくないのでは⁉
硬いままにしておくとどうなるの?
胸鎖乳突筋のこりは、顔のたるみや歪みにとどまらず、首こりや肩こりの原因となります。また、ずっと硬いまま放置しておくと、筋膜(筋肉を包んでいる膜)の癒着が発生して痛みを誘発し、頭痛やめまい、耳鳴りなどを引き起こす恐れがあるとも言われています。
一方で、胸鎖乳突筋は体の表層にあるため、ちゃんとほぐしてケアしてあげれば効果が出やすく、実感しやすい場所でもあります。
胸鎖乳突筋ストレッチ【時短1分半エクサ】でお顔のラインをスッキリ!小顔への近道!ついでに首や肩のこりもスッキリ改善しましょう!
小顔への道!【時短1分半】胸鎖乳突筋ストレッチ
椅子に座って簡単1分半!
ステップ1
椅子に腰掛け、右鎖骨の下あたりで手を重ね、軽く圧をかけるように押しながら皮膚(筋膜)を右斜め下にずらすようにひっぱります。
このとき顔は対角線上の左斜め上に向かって、下顎を少し突き出すようにしながら上げましょう。
息をゆっくり吐きながら10秒カウントします。
顔の向きを変えます。左肩越しに、斜め下を向くようにして、引き続き伸ばしましょう。
ゆっくり吐きながら、10秒カウントします。
*反対側も同様に行います。
ステップ2
左腕を体側に下ろし、地面の方向から引っ張られるようなつもりで重さを持って長く伸ばします。
右腕は横に伸ばします。手首を上に折るときに首を手の方向へと傾けます。
手首を下に折るときに、首を手と反対の方向へと傾けます。
ゆっくり息を吐きながら4セット繰り返しましょう。
*反対側も同様に行います。
動画はこちらからご覧いただけます
AUTHOR
井上浩子
2002年、留学先NYのバレエスクールの授業でヨガに出会う。厳しいプロ生活で心身を壊したことをきっかけにヨガは欠かせないライフワークに。自身の経験から、「自分に安心できる感覚と自分への愛おしさを取り戻す」をモットーにレッスンを展開。 解剖学に基づく効果的なシークエンス構成と 誰にでもわかりやすいインストラクションに定評がある。日米指導歴14年・バイリンガル講師・RYT500。オンライン&対面レッスン、指導者養成のほか、ヨガ関係の通訳・翻訳も行う。
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