「あごのたるみ」に気づいたら即コレ!小顔と美背中が叶う1秒リセット「チンタック」とは?
年齢を重ねるにつれて、あごがたるんできた、顔が大きくなったようだ、背中も丸みを帯びてきた……あなただけじゃありません! 加齢変化を改善するには、まずは姿勢からです。気づいたときの1秒リセット「チンタック」をご紹介します!
フェイスラインや背中の横にお肉がついてくる大きな要因として、姿勢の悪さがあげられます。重力に抗えずに首が前に出てあごを突き出すような姿勢になっていませんか?この姿勢がクセになっていると、自然と背骨が丸くなり骨盤も後ろに傾いてしまいます。
また、首が前に出ていると本来体重の1/10ほどの重さの頭が何倍もの負荷となり、首は常に頑張りっぱなしで疲労困憊になります。首こり肩こりを招くことはもちろんのこと、自律神経の通り道である背骨にも負担がかかるので、自律神経のバランスも乱れやすくなります。
何よりも! この姿勢はあごがもたつく原因にもなるので、顔も大きく見えてしまうのです。
姿勢を正すためには様々なアプローチが必要になりますが、気づいた時に1秒でリセットできる「チンタック運動」で、頭の正しいポジションを身体に覚えさせていきましょう。背中が丸まっていると、首のカーブだけを戻すことは難しいため、肋骨に覆われた胸の背骨(胸椎)とセットでリセットします。
とっても簡単!チンタック運動のやり方
チンタック運動は、悪い姿勢からスタートするのがポイント。猫背になっていたり、あごが前に出ていると気づいたら、すぐに始めることができます。
方法は、つきでたあごに指をあてて、正しい姿勢に戻すだけ。
わざとあごを突き出した状態で人差し指をあごにあてる
指からあごを離すようにあごを引いていく。この際、胸は前に押し出すようにして頭頂を上に引き上げる
詳しいやり方を動画で見る
だらりとあごを突き出した姿勢をとっていると、いつしかその姿勢が癖になり、常にあごが前に出ている人になってしまいます。
「あごが前に出ていると気付いたらチンタック!」を是非繰り返してみてください。あごを突き出した姿勢が当たり前だと思っていた身体の勘違いを、自ら修正していくことで、少しずつ癖から抜け出せるようになります。その意識があるかないかの違いはとても大きいので、気づいたら正しい位置に戻す!をぜひ習慣にしてみてください。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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