Netflixで今話題のヴィクトリア・ベッカム、エイジングについて語る「20代には戻りたくない」

 Netflixで今話題のヴィクトリア・ベッカム、エイジングについて語る「20代には戻りたくない」
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山口華恵
山口華恵
2023-10-31

Netflixで公開されたドキュメンタリーシリーズ「ベッカム」が今話題を呼んでいる。デビッド・ベッカムの軌跡、そして妻ヴィクトリア・ベッカムとの結婚生活、2000年代初頭に起こったデビッドの浮気問題やスキャンダルをふたりがいかに乗り越えてきたかなどが赤裸々に描かれている。話題のヴィクトリア・ベッカムが、イギリスを代表する日刊紙の日曜版『サンデー・タイムズ』のインタビューに応じ、“エイジング”についての考えを率直に語った。

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自分史上最高のバージョンを目指し続けてきたヴィクトリア・ベッカム

ヴィクトリア・ベッカム(49歳)は、エイジングについての見解を問われ、その回答は率直で洞察に満ちたものだった。ファンならご存知の通り、ヴィクトリアは20代のとき、90年代にスパイス・ガールズのメンバーとして一躍有名になり、現在はファッションデザイナー、ブランド経営者として成功を収めている。

私は今の自分に満足しているの。自分の見た目を受け入れている。自分の持っているものを最大限に活用しているわ」と4児の母は語った。ベッカム夫妻は1999年に結婚し、ブルックリン(24歳)、ロメオ(21歳)、クルーズ(18歳)、ハーパー(12歳)の4人の子どもをもうけている。「仕事上としても個人としても、49歳になった今、本当に達成感を感じている」と彼女は付け加えた。

今やビジネスウーマンとして活躍するヴィクトリアは、20代の頃とは違って、今の方が自分の肌に馴染んでいると説明した。「メイクの仕方はそれなりに考えるけれど、年を重ねた感じが気に入っている。25歳には戻りたくないわ。若い時から、鏡を見て、改善すべき点に目がいくタイプだった。大丈夫なところよりも、改善すべき点を見ていたの。私は常に自分に厳しく、自分史上最高のバージョンを目指し続けてきた。何かを変えるのではなく、ただ自分ができる最良のバージョンを見つめることが大切だと思う」と語った。

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ロンドンのフォーシーズンズホテルで開催された「グローバル・ギフト・ガラ」に出席したヴィクトリア・ベッカム。2015年11月30日Photo by Anthony Harvey/Getty Images

レーザーやスキンタイトニング(肌の引き締め)治療などの施術を受けたことも明かしたが、老化のプロセスを逆行させたり、時計の針を戻したりするつもりはないという。ヴィクトリアは、「メイクもそれと同様、あまりやり過ぎないこと。最近、あるイベントに行ったのだけれど、みんな(フィラーやヒアルロン酸を)注入しすぎた顔をしていた。かえって恐ろしい見た目になってしまう場合もあるわ」。一方、彼女は夫のデヴィッド・ベッカムは、眉毛を描いていない自分を見たことがないという。「若い頃に長年、眉を抜きすぎた。眉を描いていない私を見たら、ぞっとするとおもうわ。デビッドは眉毛のない私を見たことがない。朝起きて、眉毛を整えているの」。

ストイックな食事や運動習慣でも知られるヴィクトリア。長年積み重ねてきた努力の上に手に入れた今の自分の方が若い頃よりずっと気に入っているという発言には納得である。

出典:

Victoria Beckham, 49, Gets Candid About Aging And Not Wanting To Be In Her 20s Again—'Accept Who You Are'

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山口華恵

山口華恵

翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。



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