【骨盤の歪みが整う】生理痛軽減、腰痛改善も！女性にうれしい効果がたくさん「ゆったり行う月礼拝」

月礼拝とは？

「太陽礼拝」と「月礼拝」

ヨガには基礎的な12個のポーズを組み合わせて流れるように続けて行う太陽礼拝という練習方法があります。全身を大きく動かすことで

・リフレッシュ
・集中力の向上
・気持ちが明るくエネルギッシュになる
・代謝UP

などのメリットをもたらしてくれると言われています。

その対となる動きが今回のテーマとなる月礼拝。主に股関節や骨盤周りをストレッチしながらゆったりと動いていきます。期待できる効果としては、

・気持ちがゆったりと落ち着き、リラックスする
・骨盤調整
・腰痛改善
・冷えやむくみの改善
・生理痛の緩和
・安眠効果

などがあり、女性にうれしいメリットが多く含まれています。

こんなトラブルを感じた時に月礼拝をしてみよう

太陽を拝みその恵みに感謝をするという意味が含まれる太陽礼拝は「縦の動き」が多く、交感神経のスイッチをオンにする働きがあります。対して重心を下げながら地面をはうようににゆったりと動く月礼拝は「横の動き」が多く、副交感神経の働きを優位にすると考えられています。

女性に多いお悩みを感じたときに月礼拝をするのがおすすめです。

・腰や股関節まわりに重だるさを感じている時
・月経中
・たかぶった気持ちを落ち着かせたい時
・ゆったりとリラックスしたい時

他にも、就寝前に疲れた身体のケアや、慌ただしい毎日の中で自分を見つめる時間を作りたい時などにもぜひ月礼拝を取り入れてみましょう。

月礼拝の代表的なポーズ

月礼拝は8つのポーズで構成されていますが、その中でも代表的な女神のポーズ、三角のポーズ、三日月のポーズ、花輪のポーズの4つをご紹介します。

女神のポーズ

①まっすぐ立ち両脚を１m程の幅に開きましょう。つま先は斜め外側に向けます。

②息を吐きながらゆっくりとお尻を下ろし膝を曲げましょう。

★この時膝はつま先と同じ方向に曲げます。膝がつま先より前に出ないようにしましょう。ふんわりと膣を締めるイメージで、骨盤底筋群をやさしく引き締めましょう。

③数回呼吸を繰り返し、ゆっくりと元の状態に戻りましょう。

三角のポーズ

①まっすぐ立ち両脚を１m程の幅に開きましょう。右のつま先は正面に向け、左のつま先は左に向けます。

②上半身を左に倒し、左手を左脚のすね付近に添えましょう。

③右手を天井方向に持ち上げ、目線も真上へ向けます。首に違和感があれば目線は正面・または下に向けてもOKです。

④数回呼吸を繰り返し、ゆっくりと元の状態に戻り反対側も行いましょう。

三日月のポーズ

①四つん這いの姿勢から、左足の裏を左手の内側に移動させます。右膝を数歩分後ろに下げましょう。

②両手を前ももに添え、上半身を持ち上げて一度腰や背骨を伸ばし、ゆっくりとお尻をマットに下ろします。

★上半身が前のめりにならないようお腹と前ももの間にスペースを作るよう意識します。お尻の穴をマットに向けるイメージで骨盤を立たせましょう。

★床についた右膝が痛い場合は、膝の下にクッションやタオルなどを敷きましょう。

③できる人は、両手をまっすぐ伸ばし頭の上に持ち上げます。

④数回呼吸を繰り返し、ゆっくりと元の状態に戻り反対側も行いましょう。

花輪のポーズ

①まっすぐ立ち、脚を腰幅よりやや広めに開きます。つま先は外側を向けましょう。

② ゆっくりとお尻を下ろし、両ひじは膝の内側に入れ胸の前で合掌します。

★かかとが床に付かない場合はかかとの下にたたんだブランケットやタオルを入れましょう。また、お尻の下に高さのあるクッションやヨガブロックを入れると、股関節の負担が軽減されます。

③ひじと膝を押し合いながら数回呼吸を行います。ゆっくりと元の状態に戻りましょう。

紹介したすべてのポーズを呼吸に合わせて流れで行うことで、リラックス効果や、股関節や骨盤周辺のほぐれた感覚を得ることができます。

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