「姿勢を意識してもすぐに猫背になる」人に。体の内側から猫背解消!座ったまま背骨を伸ばすストレッチ
「姿勢を良くしようと意識しても、すぐに猫背になってしまう」このようなお悩みを長年感じていませんか?今日は自力で背骨を積み立てるように伸ばし、インナーマッスルに働きかけるストレッチをご紹介します。すぐに姿勢を崩したくなるという方は体幹のインナーマッスルが弱っている証拠です。インナーマッスルに働きかけるストレッチで内側から姿勢を整えていきましょう。
インナーマッスルに働きかけて内側から姿勢を整えよう!
猫背を解消し姿勢を良くするためのエクササイズが巷にはたくさん溢れています。どれもこれも試してみたけれど、なかなか姿勢が改善しないという方はインナーマッスルが弱っている可能性があります。
インナーマッスルは文字通り、手で触れることができない体の内側、骨の周りに位置する深層筋です。インナーマッスルは良い姿勢を意識的にキープしながら、深呼吸をすることで鍛えることができます。良い姿勢を保とうとした時に「あ〜!姿勢を崩したい」と感じたら、もうそこでインナーマッスルが使われているのです。インナーマッスルを鍛えることができる代表エクササイズはピラティスです。シンプルで地味な動きなのに、姿勢が整い、内側から体が引き締まっていくのはそのためです。
今回は背骨を積み立てるように自力で引き伸ばし、良い姿勢をキープしてインナーマッスルに働きかけるストレッチです。
最初は背骨を伸ばすことも、姿勢をキープすることも大変だと感じるかもしれません。しかし、繰り返し行うことで、どんどん背が高くなるように背骨が伸び、姿勢のキープもしやすくなります。深い呼吸で気持ちを落ち着けることもできるので、毎日のルーティーンに取り入れやすいと思います。姿勢を内側から整えたいという方はぜひやってみてくださいね。
【インナーマッスルに働きかけて内側から姿勢改善】猫背解消!背骨を伸ばすストレッチ
1)あぐらになります
手を膝の上に置いて、背骨をリラックスさせてください。
2)背骨を伸ばすストレッチ
背骨を積み立てるように背骨を伸ばしてください。息を吐きながら行いましょう。
3)良い姿勢を保ってキープ
上に伸びた背骨を崩さないように、良い姿勢で10秒間キープしましょう。キープしている間、息を止めないように注意して深呼吸を続けましょう。この一連の流れを5セット繰り返してください。回数を重ねるごとに姿勢をキープしやすくなります。
▼動画で詳しい動きを確認したい方はこちら▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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