【万年猫背の人向け】丸く硬くなった背中を優しく伸ばす背骨ストレッチ|朝晩の習慣に!
「猫背を直そうとして姿勢を正しても、気がつくとすぐに背中が丸くなっている」そんなお悩みを感じていませんか?これは猫背の姿勢を長年していたことで背骨の動きが悪くなっているからです。まずは姿勢を正す前に、背中を優しく伸ばすことから始めましょう。背骨を一つ一つ引き離すように無理のないストレッチで背骨の硬さを取って、猫背を解消しましょう。
万年猫背の人の背中は丸く硬くなっている!
猫背とは背骨が丸くなり、姿勢が前屈みになることを言います。
こんな姿勢が当たり前になってしまっている方は姿勢を正そうと思ってもうまく背骨が伸びません。それは背骨が丸くなった形で硬くなっているからです。
姿勢を正してもすぐに反動で背骨が丸くなってしまったり、姿勢を正すこと自体に苦痛を感じるのはそのせいなのです。
今回紹介するストレッチは背骨を一つ一つ引き離すようなイメージで、背骨の硬さを取っていきます。
最初はどこが伸びているのかわからなくても、繰り返し行うことで背中全体の筋肉や肩まわり、肋骨周辺など少しずつ伸び感を感じていくでしょう。
ストレッチの体勢で背中の力が抜けた、深呼吸をしやすくなったと、実感としても良い方向に向かっていきます。
このストレッチに背中自体が慣れてから、姿勢を正すようなエクササイズや意識が生きてきます。
歳を重ねると、筋肉が伸び縮みしにくくなる、関節と関節の間が狭まるなど、体が縮んでいくのは避けられません。
体を動かすことやストレッチは動かしやすく快適な体を維持していくのに必要です。
姿勢は、年月の積み重ねによって形づくられています。ここから先の数年で背骨をストレッチするかしないかで、体は大きく変わると思います。
ぜひこのストレッチで10年先の快適な体をご自身で作り上げてください。
【万年猫背の人向け】朝晩がおすすめ!丸く硬くなった背中を優しく伸ばす背骨ストレッチ
1)四つん這いになります
2)お尻を後ろに引きます
この時、お尻をかかとにつけてください。
3)手を前に伸ばして背骨ストレッチ
1ミリでも遠く、出来る限り遠くに腕を伸ばしてください。おでこを床につけたい方はつけてください。
その姿勢で力を抜き、深呼吸しながら10秒ストレッチしましょう。
寝る前、寝起きに1〜3回行うと良いでしょう。少しずつ背骨が伸びてきている感覚が出ればokです。
▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちら▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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