ダルダル背中をスッキリ引き締める!背中のインナーマッスル「多裂筋」トレーニング
梅雨の時期は気分もボディラインも下向きになりがち…。今回は心も体もまとめてスッキリさせる多裂筋トレーニングをご紹介します!
梅雨のダルさが身体に出ていませんか?
じめじめした梅雨の季節は気分もふさぎ込みがちになりますよね。気分と一緒に姿勢も崩れ、ダルダル背中になっていませんか?
ダルダル背中とは、胸が落ち背中が丸くなった姿勢が続くことで、身体が重力に負けて背中の筋肉がゆるんでしまっている状態です。背中が丸くなった状態が続くと、背中がたるんでしまうだけでなく、視線も下向きになり、気持ちも落ち込んでしまいがちです。気分が落ちる→背中が丸くなる→さらに気分が落ちる、という悪循環が生まれてしまうのです。
こんな時には背中のインナーマッスルにスイッチを入れて、重力に負けないシャキッとした身体を作っていきましょう!
ダルダル背中は多裂筋で引き締めよう!
ダルダル背中の原因の一つが、体幹のインナーマッスルが働いていないことです。体幹のインナーマッスルは、腹横筋や横隔膜、骨盤底筋、そして多裂筋で、これらが一緒に働くことで腹圧をコントロールして姿勢を維持しています。これらが働いていないと身体は重力に負け、背中が丸まりダルダル背中が出来上がってしまうというわけです。
中でも多裂筋はとても重要です。多裂筋は背骨に沿うようにつき背骨一つ一つをつないでいる筋肉で、背中を反らせたり曲げたりひねったりする役割があります。
多裂筋が働くと筋膜を介して腹横筋・横隔膜・骨盤底筋も自動的に働くとも言われています。体幹の筋肉のマスターパワースイッチのような役割もあるのです。
多裂筋を鍛えることで重力に負けない姿勢を維持することができ、丸まった背中が伸び、引き締まる効果があります。また、それだけでなく背骨を動かすことで自律神経のバランスも整えることができるので、ふさぎ込みがちな気分をシャキッとさせる効果も期待できます。
ダルダル背中を改善する多裂筋トレーニング
<やり方>
1)うつ伏せに寝て片方の膝を股関節の横にセット。膝を少し自分の方に引き寄せると同側の骨盤が浮き上がるので、そのポジションからスタートする
2)上半身は膝を曲げている側に少し曲げておく
3)両手で床を押しながら、頭突きをするように頭・首・胸の順に伸ばしながら反らせていく。みぞおちまで来たらストップする
4)上半身は反らせたまま、脚を伸ばしている方の骨盤で床を押し、脚を床からアップする
5)頭と足先で引っ張り合いをするように伸ばす。膝を曲げている方の背骨の際が収縮する感覚があればOK
6)反対側も同じように繰り返す
終わった後、床に座ってみた時に自然に背骨が伸びる感覚があればトレーニング成功です!また不思議と気分もすっきりしているはずです。ぜひやってみてください。
▼ 詳しい動きはこちらの動画をご視聴ください ▼
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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