【後ろ姿が若返る】“上向き美尻”への最短ルート「多裂筋エクササイズ」やり方のポイント
年齢を重ねるとともになんだかお尻が垂れてきてしまった、お尻を鍛えてもなかなかお尻が綺麗にならない、パンツを綺麗に着こなしたいという方多いかもしれません。そんな方におすすめ!最短ルートでお尻の位置をあげる方法についてお伝えしていきます。
お尻がたれる3つのパターン
なぜお尻が垂れてしまうのか、また垂れて見えてしまうのか。
お尻が垂れてしまうパターンには大きく分けて3つあります。
- 痩せているけどお尻が垂れている
- 運動不足によりお尻が垂れている
- 全身の体脂肪が多くお尻が垂れている
いろんなパターンがありますが、すべてのパターンの方で当てはまっている可能性が大きいお尻がたるむ原因について見ていきます。
なぜお尻がたれるのか?
お尻がたるむ原因のひとつとして、お尻の土台となる骨盤のポジションが乱れていることがあげられます。
え?お尻の筋肉がないからじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。お尻の筋肉が原因でお尻がたるんでみえるのは大いにあります。ただ、そのお尻の筋肉がたるむポジションになってしまう、筋肉が機能しなくなる要因として、骨盤のポジションが乱れてしまっているということの影響は大きいです。そのためにも、まずは骨盤の形を整えていくことが最短ルートになります!
骨盤のポジションが乱れるとは?
骨盤には、大きく分けると寛骨と仙骨と呼ばれる2つの骨から成り立ちます。このうちの仙骨と呼ばれる骨が本来30度程度前に傾いていると正しいポジションと言われています。
しかし、この仙骨が起き上がってしまっている方が多発しています。仙骨が起き上がることによって、骨盤がゆるみのポジションになってしまい、骨盤が歪みやすくなったり、骨盤が広がりやすくなったりします。
この状態になることで、骨盤についている筋肉がうまく機能しなくなったり、骨盤の傾きが変わってしまったりするためにお尻がたるんだり、お尻の位置が下がって見えてしまったりするんですね。
骨盤のポジションの整え方
では、この仙骨を本来のポジションに戻すためにはどうしたらよいのでしょうか? その方法の一つに、仙骨を前に傾ける多裂筋という筋肉を使っていく必要があります。
多裂筋という筋肉は、頸から腰にかけて背骨の周りについている筋肉ですが、特に腰の多裂筋がポイントになります。この腰の多裂筋が仙骨という骨盤の後ろ側の骨を前に倒してくれる筋肉になるからです!
多裂筋エクササイズ
そんなとても重要な多裂筋を鍛えるエクササイズをご紹介します! 腰痛予防やくびれ作りにもつながるのでぜひ続けてみてください。
方法
- うつ伏せで寝て、足の幅拳1個分に開きます
- 膝を伸ばしたまま、太ももの上まで足を浮かせます
- ウエストラインの腰骨あたりを意識して足を上下に振ります
- 仙骨の上がきゅっとしまる感じがあればOK!
※注意:腰を反らないようにお腹に力を入れながら行います。
さらに動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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