いきなりお尻の筋トレするのは逆効果?【カギは多裂筋】丸くて柔らかいお尻を作るバタ足エクササイズ
丸くて柔らかいお尻「桃尻」になりたかったら、いきなりお尻の筋トレをするのはNG!今回は、骨格から整えて美しいボディラインをつくる簡単バタ足エクササイズをご紹介します。
ヒップアップにお尻の筋トレはNG?
ヒップアップしたい時にまず思い浮かべるのは、お尻の筋肉を鍛えるエクササイズです。
特にお尻の表面を覆う大殿筋や上部にある中殿筋を鍛えるエクササイズは有名です。しかし、これらの筋肉は骨盤の形などを無視して鍛えすぎると、四角くてたくましいお尻が出来上がってしまいます。
丸くて柔らかい引き上がったお尻=桃尻をつくるには、正しい骨格の上に適度に筋肉を乗せることが大切。筋トレの前にお尻まわりの骨格を整えることで美しいボディラインがつくられるのです。
ポイントは仙骨の角度
桃尻をつくるのに大切なのが、仙骨の角度です。横から見た時の仙骨の角度が、30〜35度あれば十分に美しいお尻をつくる土台ができていると言えます。この仙骨を引き上げてくれる作用があるの多裂筋という筋肉です。
骨盤(寛骨)が正しい位置にある状態で仙骨が引き上がることにより、骨盤も安定し歪みにくくなります。うれしい作用がたくさんの多裂筋、ぜひ鍛えておきたい筋肉です。
バタ足エクササイズ
<準備>
タオルを縦長に丸め、そのタオルを骨盤の一番高い骨にあてて、うつ伏せになりましょう。
<やり方>
1)両手は重ねておでこを置く
2)右の骨盤でタオルを押しながら、右脚をアップしておろす
3)左の骨盤をタオルで押しながら、左脚をアップしておろす
4)2)と3)を交互に繰り返す。仙骨のあたりにジワジワと収縮を感じたらそれが多裂筋です
5)慣れてきたら両脚でアップしてみる
6)何度か繰り返す
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方はこちらからどうぞ ▼
脚をアップするときに、必ず骨盤でタオルを押すようにすることがポイントです。骨盤でタオルを押すことで骨盤が安定し、多裂筋が効くようになります。ぜひやってみてください!
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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